〜 あとがき〜


 こんなところを真剣に読んでくれなくてもいいですよ。……と書いても読んでしまっている方、ありがとうございます。「鈴の花の音」でした。
 わたしが「普通」に書くとこんな感じ、という感じかもしれません。「雪の降る森の歌」もですが。三人称で、落ち着いて、そしてわたしに余裕があって、という意味で。
 勢いで書きたいR18モノなどとは多少雰囲気など違うのではないでしょうか?(と、わたしが思っているだけだったりして)
 ところでこの話は、ふぁ……ふぁんたじー? いえ、現代モノなんですけど……。もしか検索サイトさんに登録してもらおう、などと思ったときにはいったいどんな感じに分類すればいいのやら。って「雪の降る〜」でも悩みました。異世界というほど華やかでもなく、ステキなお姫様も妖精も剣も魔法もなく。あらためて、地味だなあ、と思ったり……。
 よ、よろしければどうぞ、貧乏くさい雰囲気をお楽しみください……。
 ああ、貧乏は書けるけど、お金持ちは無理っぽい(笑)

 ちなみに元ネタは、わたしが領主にムリヤリ買われて(いかがわしい目的ではなく/笑)領主の孫の子守りをする、という夢からでした。わたしにはヒーローは現れず、死ぬまで自由を奪われたようなイヤな夢でした……。ええい、そんなかわいそうなヒロインをこっそり影から励ましてくれる少年とのらぶモノでも夢の腹いせに書いてみよう、と思ったのにできあがったらこんな話でした。

 村の砂っぽさを感じて、なにやらのどが痛くなってきたような気になってもらえたなら幸いです……。
 って、あとがき長いよ。