あとがき


 ……さて、終わりました。

 わたし自身ではなかなか新しい試みの連続でした。
 普段小説を書く場合には決して使わないだろう言葉を使ったり、リュウみたいな、こういう人間を書いたのも初めて、だったり。なぜか番外編が本編よりも長かったり……。
 こういうふうにモノを書くと、普段、好き勝手に書いているようで、実際はけっこう(こうしたらダメだろうか、ああいうことは書いちゃいけないんだろうか)と縛られていることに気が付きます。

 さてさて。じゃあ次はユイ視点で……なんて、思いはするのですが、まず、かなり、無理ですね……。
 ユイがなにを見ているのかはわたしもナゾです(笑)
 ユイにはリュウも公認でサカエに手に入れられた自覚があるやらないやら。
 でも、何年後かにサカエらぶを自覚したユイ、というものは見てみたいです。サカエ、嬉しいでしょうね(てゆーか、何年も後なの? みたいな)

 ところで、季節、なんだか変です。寒い寒いって言ってるけど、その時期ってもう願書締め切られてるんじゃないの? とか、受験はいつよ、とかの突っ込みはご勘弁を……ついでに、またドロボウネタかよ、という突っ込みも……(泣)
 ……以上、でした。