日記……のような……


2008.7〜


7.31(木曜日) ぎゃああああああ。


 ……銀歯取れた。


7.30(水曜日) 予期せぬ未来


 来月からまたまたガソリン代値上げ、です、ね??
 200円台突破も夢じゃない気がしてきました。できれば夢のままであって欲しいところです。悪夢です。
 10年前に戻って「10年後はガソリン180円台とかですよ」つっても誰も信じてくれないんでしょーねー。今から10年後のひとに「ガソリンもうすぐ300円台ですよー」とかいわれると、もう笑えませんけど。信じますけど、むしろ300円くらいならまだマシかも、とか思っちゃいますけど、もう車はムリ、きっと庶民にはムリ。軽自動車月一回給油30リットル(割りとわりと最低レベル)でいちまんえんとか、ムリ。リッター平均で必ず20キロくらい走ってくれるような車が完成していればいいなと思います。そんな夢なら見ていたいです。君の未来に乾杯です。


7.29(火曜日) ねえもしかして、これはなにかの……呪い?


 ……くっ。
 一日中、頭の中で、あの声が、あの声で、繰り返すんです。もういや、おかしくなりそう。なぜあんなものがこの世の中に出てきたの!?
 え、巨匠? 巨匠が作り出したものだから仕方ない??
 でも、ちょっと、ほんとに勘弁してください。

 ぽーにょぽにょぽにょ。

 あたまのなかで、あのこえがくりかえすんです。ぽにょぽにょぽにょぽにょ。ぽにょってキーボードうちにくいよっ。うえーん。さくらんちゅう。
 ぽーにょぽにょぽにょ……略……まんまるおめめの元気なコ。
 て家で元気よく歌ってたら
「まんまるお腹だよ」
 と妹にダメだしされました。
 メタボですか???
 ……誰もがおもったネタですみません。疲れてるんです。脳みそが。曲が止まらないんです。呪い殺されるかもしれません。呪いならとりあえず3キロくらい痩せればいいのに。そしたら許してあげるのにーーーうえーーん。


7.28(月曜日) 立野さんを観察日記


 前々から、そうかな、と思っていたけれどやっぱり、立野さんに声をかける人は多い。お客様でも業者さんでも、とりあえず、立野さんに声をかける。
 ……んだよ、と高橋君に言ってみたら、高橋君は特にわたしに遠慮もなにもなく、それはそーかも、と頷いた。
「立野サンのほうが話しかけやすそうに見える、し」
「わたし、話しかけにくい?」
「立野サンのほうがなんとなく、雰囲気とかが、奈津よか丸い気がする」
「そーかな……そーなんだ」
 基本は事務員なんだけれど、半分くらいは接客業としてはそれはどうなのかな、なにが違うのかな、笑顔かな、と考えてたら、
「でも、慣れちゃうと奈津の方が話しやすい、と思うけど」
「慣れたら……べつに誰でも話しやすいものじゃないの?」
「そーなんだけど、そうじゃなくって。なんだろ、立野さんはなんか、一定のラインから先は気安く立ち入らせてくれない、ような気がする」
「え、わたしは?」
「奈津は、一定のライン超えたら案外簡単」
「……そうなの? え、あれ、そっか。て、べつにそれはどうでもいいんだけど……立野さんはそんな感じ、なの? それでかな? え、違うよね?」
「なにが? なんで急にそんな話?」
「急にって言うか、うん、問題はわたしとか立野さんがどうとかじゃなくって、相手なんだ、と思って」
 高橋君、だからなんの話? とさらに首を傾げる、から、
「最近、よく来る業者さんがいてね……」
 営業さんで、立野さんより多分みっつよっつ年上で。
 とりあえず尋ねてきた人には出すコーヒーを、いつも半分くらいしか飲まない、から。
『あ、コーヒー飲まない人だ』
 それでもコーヒー好きなんですよ、と笑顔のひと、なんだけど、立野さん、今日はお茶にしよう、って席を立ってお茶の用意をする。わたし、帳簿の整理してたら、
『はい』
 って立野さんが持ってきてくれたの、コーヒー、だったから、
『え、わざわざいれてくれたんですか?』
『べつにわざわざじゃないよ? わたしも飲むよ?』
『あ、でもついでなら同じお茶でよかったのに』
『そう? でもなっちゃんコーヒーのほうが好きだよね?』
『はい』
『わたしもコーヒーが好き』
 立野さん、おもしろそうに、
『あのね、業者さんにお茶出すから部長も一緒にお茶出したら、おれはコーヒーのほうがよかったなあって顔してた』
 部長ざあんねん、て笑う。か、かわいい人だなあと思う。
 そのうちに打合せが終わって、帰り際に業者さんが、なんだかいそいそと、このときを待ってました、と言う感じで立野さんに声をかけた。
『立野さん、あの映画もう見た?』
 話題の映画。そういえば、以前にこの人来たときもこの話してたなあって思い出す。さり気に立野さんを誘ってた、んだけど、立野さん、笑顔で気付かないふりでスルー、してた、っけ。
『見た見た、見ました』
 立野さん、笑顔で応える。業者さんは、そっかー、といいながら、おもしろかったかどうか聞いてくる、と、立野さん、満面の笑みで、
『おもしろかったですよ。大満足です』
 て、言ってる、のに。お気に入りの俳優さん出てた映画で、すっごい楽しみにしてて、すっごい楽しんで見てきた、のに。
 なにを思ったのか業者さんは、
『そーなんだ? でもあれ、途中から話が見えちゃっておれ的にはあんまりおもしろくなかったんだけどなあ』
 わたしが、かたまった。
 え、あれ? 今、立野さん、おもしろかったって言った、よね? え、否定? 否定した? オレ的意見言っちゃった??
 業者さんはちょっと調子に乗ってた。
『ていうか、最初にあのアイテムが出てきたときにおれはぴんと来た。あー、これはこーなって、そんでラストはこうなるんだろうなあって。立野さんはそう思わんかった?』
 ……立野さんは、にっこり、笑っただけだった。
『あの映画はねー、主役がメインだから、あいつさえ出てればどんなストーリーでもいいやとか思ったのかもしれないけどねー』
 かっちーん。て、どこかで音がするのを聞いた、ような気がした。
 あれは、あの音は……、
「もう絶対、このひとラインの内側に入れてあげない、って音を聞いた、気がした」
 と高橋君に、ぽつりと言ったら。高橋君、
「浅はかなおとなっているんだね」
「高橋君、厳しい……」
「なんで? だってそんなんおれだってわかる。好意を持った相手の言うことなすことはさあ、そもそも否定するべきじゃないよね。そんな自分がカッコいいとか思ってんなら、そいつは自分が大好きで、相手のことはほんとはあんまり好きじゃないんだよ」
「そう、かなあ」
「ほんとにそいつ立野サンのこと好きで、そんでついついカッコつけたくなるてのもわかんないではないけど、いい手じゃないよね。てゆーか、こどもだよね。いいとしした子供だよね」
「高橋君と十歳くらい違うと思うよ?」
「そっか、んじゃ、質悪いよね。だめだめじゃん。おれが十年後そんなんなってたら、奈津どーする?」
「どーするって……」
「もし奈津が同じこと言われてたらさあ、奈津は立野さんと違って『あれ、そういわれてみるとそうかなあ?』とか思っちゃうタイプだよね」
「……そうかなあ?」
 高橋君、わたしを見て、なんか……ため息ついた。
「奈津も」
「え?」
「奈津もその映画見たって言ったよね。どうだった?」
「え、おもしろかったよ?」
「そのえーぎょーさんの話聞いててカッチーンて思った?」
「うーん、せっかくの映画なんだから、そんなわざわざ斜めに見ないで純粋に楽しめばいいのになあ、とは思った」
 ふうん、て高橋君、肩をすくめて、なんか、なんだか、なにかがおもしろかったみたいに笑った。
「そーゆー、平らっぽいとこ、奈津だなあって思う」
「平ら?」
「なんとなく、そんな感じ」
 高橋君、それ以上説明する気がないみたいに歩きながら、
「でもなんだ、立野さんとか言うから、植田サンとの話かと思った。間男でも現れたのかなーと」
 とんでもないこと言うなあ、と思いながら、
「植田さんは、立野さんのラインとか関係なくずかずか入り込んで、それで立野さんもまあしょうがないか、って思ってる感じの関係、だから、そうそう他人が入り込めたりは……しないとおもうよ?」
 なんだか、高橋君も、なにかとんでもないことを聞いた、という顔をした。
「……奈津も案外言うよね」


 おまけ(こんな真実)

「んで? 奈津、次はどんな映画見に行くの? 予定あるの?」
「宮崎アニメ、とか」
「なんか、ホラーっぽい映画始まってなかった? ホラーっていうかサスペンスって言うかミステリーっていうか」
「え、あ、うん。高橋君、見たいの? いいよ? 今度行く? ていうか、行こうよ」
「……奈津、恐いの平気なひとなんだ」
「わりと。え、あれ、高橋君ダメ? 苦手?」
「……わりと」
 高橋君、なんだか珍しい顔をする。
「え、あれ、そーなんだ? 高橋君、嫌いなものはあっても恐いものってないんだと思ってた」
「なんでだよっ。なにそれ、どんなおれ像!?」
「でも、恐がる高橋君を見たい、気がする」
「それ気のせいだから」
「えー?」
「かわいくすねてもダメ、やだ」
「否定、しちゃだめ、なんじゃないの?」
「否定じゃないから、お願いだから。お願い。やだ。ほんと、ホラーでもぐちょぐちょどろどろは平気なんだけどっ」
「大丈夫大丈夫、きっとどろどろじゃなくても大丈夫。どこかで夕飯食べてから行こうよ」
「なんでわざわざそんな遅い時間からなんだよっ」
「八時以降は映画、夜の割引がきくんだよ?」
「だーから、かわいく言っても……」
 やなもんはやだ、と叫ぶかと思った高橋君、はたと立ち止まって、それからなんか、笑った。え、笑った?
 わたしが、無理矢理引っ張ってた手、振り払うかと思ったら、ぎゅって、握り返してきて、
「じゃあ、さあ」
 いいこと思いついたみたいに、また笑った。
「映画見た後、怖いから一緒にいてくれるならいいよ?」
「はい?」
「明るくなるまでいてよ、一緒に。恐いから、ぴったりそばにいてよね」


7.27(日曜日) うんわかってる。あなたは誰にだってそーなんだよね


 最初はどんなにツレなくても素っ気無くてもわたし頑張る。だって知ってる、わたしが頑張れば、徐々にあなたは心を開いてくれるってこと。
 ほら、最初はあんなに馬鹿だ馬鹿だとちょっと泣けそうになるくらいひどいこと言ってたあなたが、時間とともに心を開いてくれる。やさしいことを言ってくれる。
 最後にはまるでストーカーのごとくわたしから離れずにわたしを守ってくれる。
 ……そう、わたしが、選択さえ間違えなければ、あなたはわたしのものになる。うん、わたし以外の女の子に対してもそうだって、わかってる。わかってるけど、それでもいいと思うわたしがいるの。

 恋愛シミュレーションゲームは大抵こんな感じですよね。ターゲットを決めて通いつめるが勝ちです。きっと勝ちます。てゆーか、ゲームの性格上、それで勝てます。踊らされているとわかっていても頑張ります。がんばれにっぽん。


7.26(土曜日) ああ、やわらかくて気持ちいいね


 友人宅でピザ大会でした、ピザ大会。
 ピザの生地から作ります→ホームベーカリーさんが。
 なんかこう、材料をこね終えて、しばし待つとぷくぷくに発酵。その生地をピザ生地に伸ばします。ふわふわです。ぷにぷにです。あはは気持ちいーーー。
 とこどもと一緒になって遊んでいたら怒られました。ので真面目に作りました。具材はトマトとなすがシンプルでおいしかったです。
 ピザをお腹一杯食べました。
 最後の生地はおやつにー、ということで、たっぷりの砂糖とバターとりんごでアップルパイ……風、に。いやしかし、出来上がったものを食してみたらば、基本的には間違っていない味なんですが、なんか最終的にはなにか間違えちゃったみたいな味になってました。なにが悪かったんでしょうか。シナモン、とかでしょうかなんなんだったんでしょうか? しかしそれはそれでそれなりにおいしくいただけたのでよしとしました。


7.22(火曜日) 今日食べてもやっぱりそんな味


 昨晩も、なんかおもしろいなあ、とは思いました。が、まあ、そりゃこんなもんが入ってるんだからなんとなくそんな味もするよねえ、と納得して食べていました。
 昨晩の残り物をお弁当に持ってきて、今日のお昼にも食べました。
 なんかやっぱりおもしろい味だなあ、と思いました。
 カレー、です。
 カレーライス。
 カレーライスに、しいたけ。
 とか、シメジとか、エノキとか。
 ……きのこカレー、だったそうです。
 なんか、気のせいではなく、しいたけのダシの味が……おもしろいと思いました。これがカレーうどんとか、和風に和風なダシで溶いてあるのならそりゃもうおいしいんじゃないかと想像できますが、カレーにしいたけ。
 しかも異様に大量投入されたしいたけ……カレーにしいたけとかゆーより、しいたけ風味のカレー、でした、よ☆ しいたけ嫌いの人にはたまらんのじゃないかと思いました。
 わりと初めての味だったように思うんですが、他ではよくあるんでしょうか、カレーにしいたけ。よそのお宅のカレーにはポピュラーな具なんでしょうか?
 いまだ母まかせの食卓に文句はいいませんが、出されたものはとりあえず頂きますが、なんかたまに、ちょっとおかしい、とふと思ったりします。味噌の入ってないお味噌汁とか、揚げ物の付けあわせがキャベツがなかったらしくて白菜の千切りとか……。もうなにが正しいのかよくわからないので、わたしもきっと、なんだかよくわからないおかーさんになるんだろうなあ、と思います、はい。
 ……あ、「しいたけカレー」で検索するとヒットする……ぽ、ぽぴゅらーなの、かな??


7.21(月曜日) 夏の香り


 黒地がせくしーぶらり京都小旅行(昨日)、で友人が土曜に見たというズムサタ内で紹介されていたお店に立ち寄ってまいりました。
 京都駅から烏丸線四条駅下車徒歩数分。レンタル着物ほっこり、さん。
 浴衣・帯・下駄ひとそろえ、着付けてくれてヘアメイクしてくれて六千円也。浴衣は買取でございます。
 スタッフさんたちみなさんのんびりいい方たちで、わたくし付き添いで特に着替えもせずになんか邪魔をしていたような気がしたんですが、それでも邪険にされることもなく、着付けやヘアメイクの様子を見学させていただきました。何かが出来上がっていく様というのは、ほんと楽しいと思います。特に、次々と美人さんが仕上がっていく様はなかなか目の保養でした。お邪魔しましたありがとうございました。
 ということで→友人変身後画像です。許可もらい済みです。ほら、髪もきっちりはんなり、帯も変わった感じにらぶりーに結んでもらいました。
 その後そのまま京都散策。
 お店を出て、右手の方へ行くと新京極がありますよ。と言われぶらぶらしましたが、さて、そこからどうやって京都駅まで戻っていいのかわからずにプチ迷子状態になったりもしましたが、こりずにぶりゃぶりゃしてましたら鴨川がありまして、涼しーなーとほっとしたところでなんか駅があったので、どうにかこうにか京都駅に戻ることが出来ました。
 気ままにのんびりできて楽しかったです。
 んがしかし、京都も暑い! なんかこう、熱い空気のかたまりの中にいるようでした。ムワっとするーーっ。が、あんまりじめっとはして、いない、のでしょうか、地元にいるほどはじっとりといやな汗をかかなかったような気がしました。


7.19(土曜日) 気をつけて、開きすぎると逆に心は読めないよ


 書きなぐり昨晩寝ぼけなから書いた下書きです。
 解読が困難でわれながらイラっとします。ひ、ひらがなばっかすぎて泣けます。なんかもう最初から書き直したほうが早いんじゃないかな、という勢いで読みづらいですが、自分の字なのでがんばります。
 漢字ばかりも読みづらいですがひらきすぎも要注意です。てゆーか、そんな、ひらがなとか漢字とか読みやすいとか読みづらいとか考えて書いたわけではないのですが、もう少し考えて書いてもよかったんじゃないかなと思います。
 ワープロやらパソコンやらを使うようになってますます漢字が書けなくなりました。頭の中に「なんかこんな形の文字」という形はあっても、手が、書けない、というか。
 そのうち、この手が、ひらがなもかけなくなったらどーしましょう。


7.18(金曜日) もしもその意味がわかるのなら


 ものすっごい気軽に上司から、
「ちょっと今回、芳雪くんが行ってくれんかん?」
 と言われたので、はあ? とうっかり返事をしたら、なんだかとんでもないところに行かされました。
 ↓
 平成20年度県宅地建物取引業協会支部企画研修会

 ……なんだこりゃ。
 上司曰く、寝ててもいいから、とりあえず出席して資料をもらってきてくれ、と言うことだったので、寝る気満々で臨んだいわゆる講習会。
 ……うん、寝るしかないねっ。
 と前半は思いました。
 そもそも、講習の議題からして「筆界特定制度とADRについて」とかなんかもう、ひと単語の意味もわかりません。お手上げです。バンザイ。
 が、後半、不動産取引にかかる犯罪、とか、マネーロンダリングとかの単語が出てきて目が覚めました。なんかおもしろかったです。
 本来は不動産取引業責任者が出席するもの、なので、周りは社長、部長クラスのおじさんばかりでした。事務服の事務員てわたしだけで明らかに場違いです。明らかに経験値が最低ランクです。年齢も最低ランクです。
 隣のどこかの社長さんらしき人に、おたくどこの会社のひとだねと聞かれ、□□会社です、と言うと、即座に「あー、□□さんね、どこどこの土地はその後どうなった?」と聞かれ、「……さあー?」と答えるしかありませんでした。ほんとすみません。見たままただの事務員です、難しいこと聞かないでください、てへ。ばっちり笑ってごまかしてきました。日本人でよかった☆


7.17(木曜日) 生かすも殺すもボク次第だよ?


 携帯サイズですよさてお立会い。
 ……夏ですね。暑いですね。髪の毛邪魔ですよね。とゆーことで、妹がくれました「おねーちゃん、ほい、かんざし」
 かんざし?
「和風でかわいくない? まあいいから使いなよ」
 いや、あの、その。
 これ耳かきに見えるんですけど。
「だって耳かきだもん。でも耳かきだっていーじゃん、かわいいんだから、かんざしで。耳もほじれていーじゃん」
 さよですか。
 と言うわけで、耳かき……ではなく、かんざし、くれました。浴衣とか着たときにぶっ差したらかわいいかもしれません。まさか誰にも、まさか耳かきだなんて思われないでしょう。うん。

 そしてなんか、この……ムク……いや、ふくろう柄の小袋は……?
「おねーちゃんが、携帯入れ欲しいって言ったじゃん」
 言った。いいました。最近購入したカバンがちょっと不便なので、携帯入れほしーなーっていいました。
「だから、携帯入れ。ハギレで作ってあげた」
 ……携帯を横に入れるとは、なんて斬新なデザインっ。入ればいーんですけどね、入れば。ということで携帯が横にすっぽりサイズの袋もくれました。わーぃ……。


7.16(水曜日) なにが大切なのかそうでないのか自分でわからないの?


 それは先日しろさんが遊びに来た際に目の当たりにした衝撃的な一幕。
 myパソコンを立ち上げる際、いちおう自覚はあったので先に自己申告はしたと思います。
「(webを見る際)お気に入り、がえっらいことになってるけど気にしないでね☆」と。
 するとしろさんも「わたしもですよー」と言うので、なんだそうか、みんなそうだよね、えっらいことになってるもんだよね、と安心して披露をしたら、
「いやっ、そこまで大変なことにはなってません」
 と、瞬時に、なんかどえらいものを見せられちゃったよ、というリアクションをされた……ような気がします。気がします……多分気のせいではなく……。
 ええーーー? そんなにひどいかなあ??
 いえ、酷いんですが、まあ、それはそれでなにがどこにあるのかはわかってるしーーー、と部屋を片付けられないコみたいな言い訳をしてみました。
 しろさんの中でわたしの評価とやらがどの辺りにあるのかはわかりませんが、多分、会うたびに真っ逆さまに下降しているに違いありません。
 きっと多分恐らく、一見は、まあそれなりに見えていると思います。わたしが。自分で言うのもなんですが。一見は、それなりに。それなりに見えるといいなあと女優のごとく振舞っています。一見は(というかあくまでも自分レベルで自分の中では)。
 しかし一皮むけば………………えへ。
 もう笑ってごまかすしかありません。いい加減、笑ってもごまかされてくれないとは思いますが、そこはほら、ねえ。
 えへ。
 ……とゆーことで、新たなわたしに生まれ変わるべく、とりあえず「お気に入り」の整理を毎日ちょっとずつしてます。うん、とりあえず。リンクが切れてるものとかは削除くらいしとうかな、と。そのレベルですみません。
 しかし、まずはそのレベルからです。すっごい面倒ですが頑張ります。もー誰だよ、コンナトコまでお気に入りに入れてんのはー、わたしだよー、わたしかー、じゃーしょーがないかーなんとかするかーーーーー。
 ぐだぐだですがそれなりに頑張っています。頑張っている度アピールです。
 頑張ってますから見捨てないでくださいどうぞよろしく。


7.14(月曜日) びっくりするくらい晴れでした


 週末にしろさんが遊びに来てくれたので思う存分に遊びました。
 暑い中の遠出お疲れ様でございました。しろさんが家を出る時間、わたしはきっと(というか確実に)爆睡してたんじゃないかな、と思い返すと申し訳ない気持ちになりますが、済んじゃった時間のことはいっか、というくらいの距離を飛び越えての逢瀬でした。七夕も終わったしねっ(意味不明ですよ)
 基本的には一方的に主にきっとわたしが某マンガ話をしていただけのような気もしますが、目を閉じて思い返せばしろさんの素敵はにかみ笑顔しか思い出せないので、きっとしろさんも楽しかった! はずっ!! うんたぶんきっとわたしの希望的楽観でもない、はず、だよね、そうだよね☆
 遠いところを来てもらうだけ来てもらっておいて、さて「なにしましょうか」という無計画さが申し訳ないばかりだった二日間でしたが、要はあれですよね、女性同士なんですから、おいしいものとおしゃべりできる空間と時間があればノープロブレムなんじゃないかな?? ということにしてみました。
 次においでいただきますときまでには、わたくしきっと、必ず、地元名物料理のお店を開拓しておきます。
「せっかくなのでお味噌料理が食べたいですねー」
 という笑顔のリクエストに笑顔で答えられるようにしておきたいと思いますっ。地元料理って普段当たり前に食べているのでなにがいったい地元料理なのかそうでないのかとんとわかりません、てへ、なんてしょぼい答えは封印してみせますともっ。……しかし果たしてなにがいったい、地元、の料理だとゆーのか?? きっと謎は解いておいてみせます。真実はひとつです。
 な、名古屋メシとかは地元なのかな?? 例の噂の一色のウナギとかでもよかったのかな?? 教えて家康公。
 前回お会いしたときにはしろさんの、前々回はわたしの体調が思わしくなかった、のですが、今回は体調ばっちり(でしたよね??)で、やっぱり体が資本、だと思いました。
 今日でも明日でも、いつか、でも、出逢うひとのために、体調はいつも万全でありたいですね。
 ともっともらしい感じにしめてみたいと思います。じゃん。


7.10(木曜日) うまく踊らされているような気がしないこともありません


 バーゲンな時期ですね。
 休日に友人と見て回るも、会社帰りにふらりと見て回るもよし、な、うきうきお買い物時期です。
 しかし、なんとなーく、というかけっこう、わりと。30%オフとか50%オフとかの品があちらにもこちらにもあるとゆーのに、これほしい、と思って、バーゲンな雰囲気で買ってしまうものに限って、「割引除外品」で定価だったりするのはなぜなんでしょうかぁ。
 く、定価……定価か。割り引きないのか。でもこれほしいんだけど、ええい買っちゃえ。
 という謎な現象が多々起こっています。皆様の周りでは起こっていないでしょうか???


7.9(水曜日) 梅雨だか夏だが


 寝苦しいなという翌日に肌かけ一枚で寝ていたら今度は寒かった、というような夜を過ごしています。風邪引かないように気をつけなくっちゃ。皆様もお気をつけくださいです。
 そんな寝苦しい夜を迎えようとしていた数日前のこと。
 お天気のお兄さんが「今夜は寝苦しいでしょう」と教えてくれたので、わたしも妹に「今夜は寝苦しいらしいよ」と教えてあげました。
 妹はたいそうびっくりした様子で「ええええ!? なんで?」
 と聞いてきたので「……暑いからじゃないの?」
 と冷静に返事をしたらば、妹はあれ、と小首をかしげたのちに、なーんだ、とひとり納得していました。
「そっか、寝苦しい、ね」
「……そー言ったじゃん」
「息苦しいって聞こえたんだもん。ハレー彗星でも来るのかと思ったんだもん、しょーがないじゃん??」
 ……なぜっ、ハレー彗星っ!?
(酸素がなくなるとか、そーゆーので瞬時に思いついたらしーですよ)
 次にハレー彗星来るのっていつでしたっけ……


7.8(火曜日) あ、蝉だ


 近所で鳴くセミを今年初めて見ました。いえ見てません。聞きました。
 なんか……、
 びよーーーーーーーーーーーーん
 て鳴いてました。
 先日台湾にいたときは、外に出るとなんだかがちゃがちゃうるさいなあと思ったらセミっぽかったです。セミだったと思います。日本とは違う種類のセミなのかなあと漠然と思いました。
 そういえば日本のセミも最近見ていない気がします。いえ、まだ時期じゃないから、とかいうわけではなく。
 幼かったあの懐かしい日々には、泣いて嫌がる妹を引き連れて虫かご一杯セミを取りました。妹は虫ギライでしたがわたしはわりとへっちゃらでした。台所で見るアレとか、足が百本あるらしいソレとかは少女らしく女性らしく苦手でしたが、他はわりとへっちゃらでした。
 が、さすがに、今もセミをわしづかみの手づかみが出来るかといえば、無邪気な少女時代を卒業していい大人になったので、できればそんなことはしたくないなあ、と思うので、止まっていそうな木を目を凝らして見る、なんてこともなくなりました。
 ここ10年くらいで進化して違う姿になってたらどーしよう。……別にどーもしないか。と、思ったり思わなかったり。
 とりあえず、泣き声はなんか変だと思いました。


7.6(日曜日) 満員御礼


 混んではいるだろうなあ、とは思いましたが、それにしてもものすごく混んでいました。
 映画「花より男子 ファイナル」鑑賞。
 多分とにかく「花より〜」が混んでいたんだと思います。開始10分前、入場開始時間には人がぎゅうぎゅうでした。うわー、なんかすごいなー。
 とぽやーっとしている場合ではありません。わたしたちもその列に並ばなくては、なのです。
 いやいやいやいや、すごい人でした。
 内容も、それなりに。アドベンチャーな感じでゴージャスでよかったのではないでしょーか。感想が冷静なのは、隣に座っていた母親ほどの年の方が……なんかいちいち自分の子どもを見ているように大げさに騒がしく感動していたので、感動泥棒さん☆ というかなんというか、先に酔っ払ったもの勝ち、みたいな、酔っ払いの介抱に回っちゃったら酔ってる場合じゃないでしょ、みたいなそんな感じで、なんか、ええと、わりと冷静に見ることができました。
 つくしちゃんの愛らしさと、松潤さんのほっそいからだが印象的でした。あと、花沢類のお部屋。お金持ちさんはみなさん、広い部屋のど真ん中にベッドを置くんでしょうか? 広い部屋のど真ん中のベッドって落ち着ません。壁に寄せなきゃ、壁に。
 単純におもしろいなーと思ったのは、やはり、F4が集ってたわいのない会話をしているシーン、でした。道明寺さんのおかしな日本語に突っ込むとか、そーゆーのがやっぱいいと思いました。


7.5(土曜日) なるほどう


 いつもは見ていなかったのですが、友人宅にお邪魔していたので、みんなでルーキーズを見ていました。
 えーと、不良だけど野球で青春を謳歌することになった学生さん、のお話、で、あってるのかどーなのかどーなんでしょうか……。
 みなさんイケメン。そしてみなさん、
「不良なのに、みんな着てるシャツは真っ白でぱりぱりっすねー」
 と思ったことを口にしてみたら、友人のご主人にしみじみと、
「きっといいお母さんたちで、毎日ちゃんとアイロンかけてるんだよー」
 と教えてくれました。
「そーなんだー、喧嘩した後も、真っ白でぱりっとしてるよねー」
 と続けると、
「そこは根性だねー」
 と教えてくれました。
 奥が深いなと思いました。


「ところで、ご主人、グーで殴り合いの喧嘩したことありますー?」
「ないな」
「ないんだ?」
「じゃあ芳雪ちゃんは、平手打ちした修羅場体験したことある?」
「……ないな」
「ほらなー」
 意外と、ドラマではありがちなシーンは現実で未体験なことを再確認したりもしました。


7.4(金曜日) 今日もマンガ話ですー


 そういえば旅行に行っていて読んでなかったLaLa最新号を熟読しました。
 ふと思ったんですが、「サマ」率たっかいですね。「様」率です。
 まずは題名から「メイド様」に「かのこ様」に「番長様」
 そんでもって「夏目様」に「枢様」に「環様」に「シャクヤ様」
 別にだから何だというわけではないんですが、多いなあ、と思った次第であります隊長。

 金色のコルダ、の話の流れが好きでした。周りの人間がどれだけ優秀でも、自分は自分でいいんじゃない? というのは人としてはずーっとテーマだろうなあ、と。土浦君の男らしさと、月森君の人をきちんと個人としてみる大きさになんだか感動しました。がんばれかほちゃん。(個人的にはすごくすごく、志水君に「香穂先輩」と呼んでほしかったところでございます)
 笑うかのこ様、はちょっとどーなんでしょう。かのこちゃんがどんどんかわいくなっていくのでここいらで彼女の恋バナとかにはならないんでしょうか。とゆーか、もう、もう椿君が出てくる言い訳というか設定というかも尽きてきたんじゃないかなと思うんですが、毎回毎回「なるほど」という理由で出てきますよね。次はいったいどんな理由でかのちゃんに面会に来るんでしょうか?? 気になるところです。
 初単行本がもうすぐ出るようなのでチェックです。
 チェックと言えば全プレでかニャンコ先生は全プレっておくべきなのでしょうかどうなのでしょうか。でも全プレって、応募の仕方が無記名小為替(昔は切手だった……)とかから郵ちょ銀行振り込みになったりして、なんかもう激しく羞恥プレイですよねどうですか?? だって振込用紙にはっきりでかニャンコ先生全プレ応募とかかいてあるんですけど。気にしすぎですか? 気にしますよだっていい大人だモン。
 ……とりあえず今回はミニニャンコストラップで我慢かなあ、とか。思ったり思わなかったり。


7.2(水曜日) 珍しくこんなマンガを読みました


 ドラマ化や映画化でおなじみ「砂時計」を、今さら、な感じで。
 何かを抱えているとしても、ヒロイン杏ちゃんは基本元気でかわいいなあと思いました。杏ちゃんの行動やせりふのひとつひとつはまま理解できなくはないのですが、ちょっと大吾くんにがて、かなあ、とか。
 ちーちゃんと同じく藤くん派です。というか、漫画的に髪ツヤベタ派……なのかもしれませぬ。
 友達ならともかくの佐倉サンがキャラ的にお気に入りでした。そこまで自分を通せば、誰がなんといても男前。ちーちゃんと引っ付けばいいと思う。うん。
 とゆーか、後半、大吾くんの出番が少なくって安心して読んでいた感じが……。十年以上の年月を追って書かれる恋愛は、その間、ヒロインにも、その周りの人々にもいろいろなことがあるのは当然で、付き合う相手が変わっていくのも、リアルでもそれはほんとうに当然のことだとは思うのですが、なにしろヒロインと分かれてしまった人々の心情はそれ以上書かれずに、書かれないまま気付くと他の人と付き合っている、という、のが、けっこう苦手なことに気が付きました。
 わかっちゃいるんですが、「え、あの気持ちはなんだったの??」と思っちゃうのです。
 うううう、マンガ読んで心が痛い……。
 ビバリーヒルズ青春白書くらい、個人個人にスポット当ててくれれば、ころっころパートナーが変わってもまだ納得いく、かも……かなあ、と。
 いえでも、おもしろくて一気読みしました。番外編の杏ちゃんのお母さん学生時代ストーリーがおもしろかったです。あと佐倉サンの夏休み。


7.1(火曜日) 6/30日記に社員旅行記・長いので暇のある方どうぞです〜


 あいや、今年も後半戦に突入ですね。
 そんな今日。旅先でガイドをしてくれました台湾現地のガイドさんが、なんの拍子かしてくれた小話をご紹介。

 芳雪さんが恋人と旅に出ました。
 しかし、旅先で喧嘩をしてしまい、楽しいはずの旅は一転してしまいました。
 恋人はひとりで帰ってしまい(辛いなっ)、芳雪さんはひとりでとぼとぼ家路につきます。
 そんなひとりでの帰り道。なんと、芳雪さんは池(だか川だか海だか)に荷物を落としてしまいました。着替えが流されてきます。
 さあそこで問題です。
 芳雪さんのパンツを取ってくれなかった魚はなんでしょう。

 ……なんか唐突になぞなぞになってびっくりした記憶があります。そんなガイドさんでした。
 唐突過ぎてなんだかかんだかなにがなにやら戸惑っているうちに、ガイドさんが答えを言ってくれました。

 答え.鯉

 そのココロは。

 恋は儚いものです。

 ……えーーー?
 と、一瞬どころか五瞬か十瞬くらい理解出来なかったんですが……。
 そういえば流されていったのパンツだった!!
 鯉は(パンツ)はかないものです。
 なるほどう。
 って感じでー、ちょっとーかんどーしましたー。

 そんな旅先でのちょっといいお話(?)でした。

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