日記……のような……


2007.11〜


11.30(金曜日) ほやほや


 生まれたてほやほやの赤ちゃんを見に行きましたが、なんだかまだナース室に預け状態で触れませんでした。
 ので、ガラスに張り付いて、やわらかそーなほっぺとか腕とかを見られるだけ見て堪能してきました。あー、でも触りたかったーーーー。
 ふふ、君の肌はまるで赤ん坊のように柔らかいねっ。


 今日のお風呂読書も「黒祠の島」の続きの続きの続の……
 島ではあまり会話をしてくれる人がいなかったので、ここまでほとんど会話文ない感じだったんですが、なんだかやたらに会話が増えてきました。よーし、式部さん、強気でごーごー。登場人物の名前が増えてきたけど芳雪負けないっ。


11.29(木曜日) 紅葉2


 多分誰の記憶にも薄い 慶人・祥子・悦也 2


 (ありえない感じの)慶人(のおはなし)

 絵に描いたような、黄色のイチョウの葉っぱと、絵に描いたような、紅いかえでの葉っぱを拾って歩いていた。
 葉っぱを拾い上げては、葉脈でも透かしてみるように、傾いた夕日にかざして見たりする。
「ねえそれ、なんか楽しいの?」
 心の底からの疑問だ、という祥子の声に、
「けっこう、楽しい」
 僕、楽しくなさそうに見える? と言いたげに返事をすれば、そんな返事が欲しかったわけじゃない、と祥子はすねて座り込んだ。
 紅葉のなか、四季桜の咲く公園に、慶人と祥子のふたりきり、で。
「慶人となんてつまんない。悦也がいないのに来たって楽しくない」
 しかも寒い、と祥子はジャケットの襟元を合わせてまるくなる。
「だから、僕ひとりでいいって言ったじゃないか」
「だって、悦也が、しょうこちゃんも行ってきてよ、って言ったんだもん」
「悦也の言うことは素直に聞くんだな」
「だって、お願いされちゃったんだもん」
 朝は元気だった悦也は、学校から帰ってくると咳をして、赤い顔をしていた。熱がある。なのに公園に行こうとする。
『だってね、きれいな葉っぱを拾ってきてあげるよって言っちゃったんだよ』
 誰に? と聞けば、悦也は、えへ、とかわいらしく笑っただけだった。
 慶人は心当たりがあるように、
『あの、子?』
 と聞けば、
『その子』
 と悦也が答えた。
『どの子??』
 と祥子が首を傾げる。それから、はっとして、
『清いお付き合い、の子!?』
 言ってから、
『清いって清いって、いつまで清いの。そんな、きれいな葉っぱあげるよって、どんな清さなの』
 つめ寄る祥子に、悦也は、まあそんな清さだよ、とにっこり笑った。
『じゃあ、僕おとなしく寝てるから、ふたりで拾ってきてよ』
 と言われた手前、寒さにまるくなりながらも祥子も足元の葉っぱを拾ってみる。慶人がしたように、葉っぱを陽にかざしてみる。そうしてふと、気が付いた。
 夕方、だな、と思っていた空は、あっというまにもう暗い。公園を見渡せば、誰もいない。右手には陰みたいなブランコと滑り台と、それから、左手には、もう薄暗くなった森が続く。その森の、暗くなった場所とまだ暗くなりきらない場所の境目にいた慶人の姿が、一歩、動いただけで。暗くなった場所に入り込んだ慶人を、
「慶人?」
 拾った落ち葉を、握り締めて、
「慶人!」
 と。
 呼ばれて振り返った慶人が、
「なに」
 何事もなかったように返してくる声に、
「なに、してるの。ばかじゃないの、どこ、に行くの」
「別に、どこにも行かないよ」
 行くわけないだろう、と。声をかければ、祥子はびっくりして勢いよく振り向いた。
「な、んで、後ろからっ」
「なんでって、なんとなく」
 ……なんとなく。
「ほら、これ、きれいじゃない?」
 葉っぱを、見せるために伸ばした腕で、背中から祥子を抱き締めた。
 ふたりが立っている場所も、もう、暗くなった。
「……暗くて、なんかよく見えない」
「もみじだよ」
「かえで、でしょ」
「通じるならどっちでも一緒だろ」
「紅い、の?」
「紅いよ」
 ふうん、と祥子の返事は素っ気無い。風が吹いて、寒い、と身をすくめる。
 寒い、と呟く。
 けれど、祥子は、それ以外のことを言わなかった。
 さっさと帰ろう、と。
 言わないから。
 慶人は祥子を抱き締める腕を緩めない。
「悦也がいたら、こんなことしないのにな」
「あたりまえでしょ。ばかなこと言わないで」
「……うん」
 ばかなことを、ばかなことだと、わかっている。
 木々が、一様に紅葉するように。
 この時期に咲く桜が、突然変異でもなんでもなくて、そういう木、であるだけのことのように。
 当たり前のもの、であればよかったと、思うけれど。
 抱き締めたものを離したくないと、思うのは。
「こんな、紅い色じゃなくて。翠や蒼ならよかった」
 なにが? と振り返ろうとした祥子の首筋に、暖かいものを求めるように顔をうずめた。
「僕たちの血の色が」
 ひととはちがうものだったなら。ちがう想いも、ちがう感情もあり、だったのかも、しれない。
 祥子が、なにかを言おうとしたとき、携帯が鳴った。
 悦也からのメールだった。もうすぐご飯だよ。とあった。
 帰ろう、と慶人は祥子から離れる。
 手を、繋ぎたくても、繋げないから繋がない。小さな頃は、よく似たふたりが手を繋いで歩いている様子は、かわいらしいわね、とほめられるばかりだったけれど。
「ねえ。ほんとにそんな葉っぱ、喜ぶ子がいると思う?」
「僕なら喜ぶけど」
「ばっかじゃないの」
「なんで? きれいじゃないか」
「じゃあ、これ、あげる」
 祥子が、適当に拾って適当に握り締めていた葉っぱを、差し出す。
 こんなのいらない、と思いつつも、慶人は、ありがとう、と受け取った。
 ふたり並んで道を歩く。近所のおばさんが、こんばんは、とすれ違っていくので、こんばんは、と返した。
 繋ぎたかった手を、祥子はポケットに突っ込んで歩く。
 繋ぎたかった手で、慶人は祥子からもらった葉っぱを、握り締めた。



 今日のお風呂読書も「黒祠の島」の続きの続き
 なんだかちょっとおどろおどろしてきました。話のバックグラウンドが。
 一番怖いのは人間だろ、って話ですが、神様とか、そーゆー物が出てくると逆らえない何かを感じます。いい神様。悪い神様。いい人間。悪い人間。表裏一体。どっちもひとつ。どっちも自分、みたいな。
 こういう話の雰囲気……なんかどこかで身に覚えがある、とおもったら、あれでした。ゴーストハント。そりゃそーか。


11.28(水曜日) 紅葉


 多分誰の記憶にも薄い 慶人・祥子・悦也


 (ありえそうな)悦也(のおはなし)

「しょうこちゃんは知ってる? 公園の桜が咲いたよ」
 夕食後、リビングのテレビを見ていた祥子の足元に寝転がって本を読んでいた悦也が、ふと思い出したように言った。
 祥子は、なにかが引っかかったように小首を傾げた。
「『は』ってなに」
 悦也も小首を傾げて、
「なにってなに?」
「しょうこちゃん『は』って、『は』を強調しなかった?」
「したっけ?」
「した」
 と言い切られて、悦也は、そうだっけ? と言いたげに、
「じゃああれだよ、けいちゃん『は』知ってたから」
「慶人が?」
「うん、けいちゃんが、桜咲いたよって教えてくれたんだ」
「……公園の、四季桜のこと、でしょ?」
「そう。けいちゃんはいつもゆっくり周りを見て歩いてるけど、しょうこちゃんはきっと周りなんて見て歩いてないよね。だからまだ、気が付いてなかったかな、と思って」
 祥子は、台所で洗い物をしている母親を手伝っている慶人を見返った。
「慶人、桜とか気にして歩くなんて、男のクセに気持ち悪いヤツ」
 祥子の声は慶人には届かなかったはずだけれど、なんとなく、なにかを察したのか慶人が振り返る。慶人と目が合って、祥子は慌てて見返るのをやめた。慶人と目が合って、悦也はにこりと笑った。
 にこりと笑った悦也の頭を、祥子はぐりぐりと撫でる。
「悦也はかわいいね」
 悦也は言われ慣れていることを言われたように、言い慣れたことを言った。
「しょうこちゃんもかわいいよ」
 それから、いいことを思いついたように、また笑った。
「あした、学校から帰ったら桜見に行こうよ」
「あした、学校に行く途中で見るからいい」
「そんなこと言わないで、一緒に行こう? 桜以外の木々は紅葉してて、きれいだよ」
「……紅葉」
「うん、今年はすごく遅いよね。紅葉しないのかなとも思ったけど、すごく、今が一番きれいだよ」
「って、慶人が言ってたの?」
「あ、ばれた」
「やっぱり慶人だ」
「うん、僕もしょうこちゃんとおなじで桜とか紅葉とかに気付かなかったんだけど、けいちゃんは、そういうのちゃんといっつも気付くよね」
「いっつも、どっか普通と違うとこばっか見てるからでしょ」
「そうかな?」
「そうなの。キモくてばかだから、ふつーじゃないの」
「でもそれは、僕やしょうこちゃんが、自分にしか興味がないものしか見ないように、けいちゃんだって、けいちゃんの興味のあるものしか見てないってことで、けいちゃんにはふつーなんじゃないかな。けいちゃんにとってはきっと、僕たちがふつーじゃないんだよ」
「ふつーじゃないのは慶人だけで十分っ」
 祥子はつま先で、寝転んだままの悦也の肩を蹴る。
 強く蹴られたわけではないけれど、悦也はそうされたことがおもしろかったように、ごろんと転がって大の字になった。天井を見上げると、慶人が顔を出した。
「おまえたち、なにやってんの」
「けいちゃん、あした、お花見に行こうよ」
「花見ぃ?」
「うん、そう。それから紅葉狩り」
 慶人は悦也をじっと見下ろして、それから祥子を一瞥した。
「祥子も悦也もそんなもの興味ないだろ」
「ないけど」
「ぜんっぜんない」
 きっぱりと言った前者が悦也で、後者が祥子。こういうところはふたりはよく似ている。
 慶人は、母親が剥いた洋梨のひと切れを悦也の口に突っ込んだ。
「無理に付き合わなくていいよ」
 慶人も、洋梨をひと切れ食べようとして祥子と目が合った。祥子が、あーんと口をあけるので、自分が食べるつもりだったそれを祥子の口に入れてやる。
 祥子の唇に、触れた、指先が。また、洋梨を取る。
 洋梨を、もっとちょうだい、と悦也が口を開ける。祥子も口をあける。慶人は、自分で食べろよ、と言いながら。自分の分を口にして、それからまた、ひと切れを悦也に。ひと切れを祥子に。
「僕ね、紅葉とかには興味はないけど、あーゆーのがきれいだって気にするけいちゃんには興味があるから、だからやっぱり一緒に行こうよ」
 ねえしょうこちゃん、と同意を求めれば、祥子は慶人にも興味がないような顔を、する。
 そんな祥子にはかまわずに、悦也は、明日がちょっと楽しみになった、と笑った。
 祥子と慶人は珍しく顔を見合わせる。
「おまえ、そんなことが楽しいの?」
「わたしとか慶人とか兄弟と一緒で、そんなに楽しい?」
「そんなには楽しくないけど、なんか、ちょっと楽しいよ」
 えへ、とかわいらしく笑いながら、洋梨ごちそうさま、とまたうつぶせに寝転んで本の続を読み始める。
 慶人は祥子がしたように、悦也の頭をぐりぐり撫でて、祥子と同じことを言った。
「おまえはかわいいね」




 今日のお風呂読書も「黒祠の島」の続き
 島に毎日来ている宅配業者が彼女を見たと言った翌日、宅配業者はその証言を翻した。全てがなかったことになった。
 この島の人間がよそ者を嫌っているのかどうかは分からない。けれど島の人間は本当のことをよそ者には言わない。
 そんなお話。そろそろネタバレなので書かないほーがいいのかどーなのかどーでしょうか。続きが気になります。昨日読んだところまでは、島の天候「晴れ」みたいな感じでしたが、なんだかぼちぼち雲行きが怪しくなってまいりました。気分的に。


11.27(火曜日) もうすぐ


 自動車運転免許の更新時期がやってまいりました。というお知らせはがきが届きました。
 とりあえずは優良運転手さんです。優良のうちにさっさと書換えをしておいたほうがいい気分になってきます。もし万が一、今から免許書換えまでの間に事故とかしたらがっくり目も当てられません。講習に行かねばならなくなるのがちょっとイヤです。講習のために会社を休まねばならず、その旨を会社に告げなければならないのがかなりイヤです。確か前回はそのイヤイヤを体験しました。
 でもなんてゆーか、講習に行くと、いろいろ、交通法規の変わった点とかを教えてくれます。とゆーことは、行かねば教えてもらえない。と。
 事故さえせず、常に安全運転ならなんの問題もないわけですが。
 いざなにかあったときに、え、法律変わってた? とかいうのはびっくりするので、飲酒運転の罰則が厳しくなったとか、そういうわかりやすく厳しくなったものはテレビや何かで教えてくれますが、他の細かいところも、もっと誰の目にも入るように教えてくれるといいなあと思います。
 一度、誕生日当日に更新に行きたいと思うのですが、年末でお休みなので、今年は、さて、いつ行こうかなあ、と。
 とりあえずは、美容院に行った後、かなあ。うん。やっぱり。ここは。ひとつ。


 今日のお風呂読書は「黒祠の島
 たまには小説です。妹の本棚の本をなんとなく拝借。
 知人が行方不明になり探しに行くが、確かに渡ったはずの島に彼女の姿はなく、また島の誰も彼女のことを知らないという。
 というところまで、読みました。先は長そうです。


11.26(月曜日) 病の移行


 頭が痛くなる→声ががらがらになる→鼻が出る→喉が痛くなる→咳が出る。
 先週末から本日にかけての体調の移行、でございます。
 最初は頭が痛いだけで特に他に風邪の症状はなく、次に別に喉も痛くないのに声ががらがらになって、声が治った?とおもったら鼻がたれたれ出てきて、鼻水も止まったなあ、と思ったらなんだか無性に喉が痛くて、喉も痛くなくなってわたしわりかし元気じゃん? と思っているのに、なんだかやたらに咳が出る。
 ということで、やたらめったら咳が出た本日。
 なんとなくぼうっとはしてましたが、風邪でつぶした連休を経て、昨日までと比べればすこぶる元気な感じで出社したわけなんですが、とにかくどうしたわけか咳が止まらずに、なんだか社内でひとりえらい病人みたいでした。
 でも別に、げほごほしていても誰かが労わってくれるわけでもなく、夕方、社員さんたちが帰ってきてタバコの煙がさらに咳を引き起こすので煙避けにマスクを装着したらば、そこでやっとわたしの風邪に気がついて、でもマスクしてるからいいよな、とか言ってタバコを吸うのでむしろマスクしなきゃよかった、とか思ったり思わなかったり。マスクの使用法間違ってるしぃ。


 昨日のお風呂読書は「グラン・ローヴァ物語(3)」
 今日のお風呂読書は「グラン・ローヴァ物語(4)完」
 みんなと同じ道を旅していても、みんなが同じ旅をしているわけではなくて。だから自分の旅を、していけたらいいなあ、と。
 本を読んだ後は思うのですが、読み終わって三日くらいすると忘れちゃう……とゆー我が人生。


11.24(土曜日) 心の師匠


 妹の心の師匠はルー大柴さんです。
 のんびりな休日。お腹をすかせた妹が、おねーちゃんお昼おごってー、となんかもう当たり前の顔をして言ってくるので、やだよ、たまにはおごってよ、と反論すると「えー、なんでー、ユーはミーのシスターでしょー?」とか言います。……ユーだってミーのシスターじゃないかよう。

 ちなみに こんな のが気になってしかたないです。自分の小説とか変換するとどっとがっくりします。
 「この、季節 この、日」の「4月1日」を変換→こちら
 ○○クンのクンが「マスター」に変換されるのはともかく。「望月」がいちいち「フルムーン」に変換されるのがおかしいと思いました。意味はあってるん、です、けど。

 今日のお風呂読書は「グラン・ローヴァ物語(2)」


11.23(金曜日) 妖精さん


 おとつい日記の、はまった食器の取り方教えてくださった方ありがとうございます。温めるといい、とか。
 件の食器は、翌日仕事から帰ると外れていました。愛らしい妖精さんがやってくれたのならよかったんですが、ふてぶてしい妖精さんが四苦八苦してはずしたようです(妹)


 今日の漫画

 グラン・ローヴァ物語(1) リンク先画像ありませんが……
 ファンタジー、です。優しい話をやさしく描きます。
 最初に読んだときは、こういったファンタジーをどう読めばわからなくてなんだかわけのわからない話だなあ、と思ったりもしましたが。疲れているときに読んだりすると、ほっとします。
 デシとダシがかわいい……です。


11.22(木曜日) わーい


 建設業経理検定試験2級、に合格しました。
 自己採点ではすっかり落ちた気分でいたのでよけいに嬉しいです。なにが嬉しいって、お給料ちょっと上がるっ。資格手当てが付きます。やっほい。
 1級に受かればさらに手当ては上がりますが……もういい。もう勉強したくない。こんなに勉強に手間取るとは思ってませんでした。やっぱり脳みそ能力低下してます。若い頃のつもりでやると、ぜんぜん頭に入りません。
 ちょっとでも脳細胞が若いうちに勉強はしておいたほうがいい、ですよーーー。ほんとうに、切実に。
 この試験がなんとかなったのも、学生時代に簿記とかやっていたおかげ、だと思います。昔やったことは、けっこう忘れてないものです。うん、今やったことは、明日くらいには忘れる勢いですけどねっ。
 といっても、簿記はともかく、この資格、転職先が建設業関係でなかった場合役立たずーなんですがー。
 二度目で合格、で。合格しなかった場合、もう一度は受けようと思っていたので、なにがって、もう受けなくてもいいことが嬉しい、です。グッバイ試験勉強の日々。


 今日のお風呂DE読書

 ゴーストハント(8・9)
「呪いの家」編、です。正直、お風呂で読んでると怖い、です。なんか浴槽から出てきそう……。
 なんとなく読みたくなって読みました。そうそう、綾子が活躍するシーンが読みたかった、のです。お風呂読書タイムはいつもそんな感じでブックチョイスです。
 原作を読んだことがないので、原作どおりなのかどうなのかとんとわかりませんが、絵的には麻衣ちゃんの髪型は初期のほうがかわいーと思います。
 夢に出てくる笑っちゃうくらいに優しげなナルとか、現実のナルの正体とか、なんかいろいろ気になります、です。


11.21(水曜日) ぴったり


 ……うーむ。…………どーしたものか
 食器の片付けをしていたらば。らばっ。
 我が家の漬物お椀に小皿が……ぴったりハマってしまいました。ぴったり。すっきりぴったり。しかも二枚。
 なんだかかちゃかちゃいうんですが、外れない。もうほんっとに外れない、のです。
 洗剤とかですべりをよくしたりしてみましたが外れません。ハマったのに取れないとはこれいかに。摩訶不思議。
 どっちも陶器なのでタチ悪いです。
 さて、どーしたもんでしょーかーーー。



 食器放置で入浴。今日のマンガ。

 恋愛映画のように、は
 ちょっと前に「AS YOU WISH」を読んだのでなんとなく、その流れで。
 最近原作つきが多い漫画家さんですが、原作つきでも、つきでなくとも、雰囲気とか底辺に流れるなにかはいつも同じ静かで穏やかなものを感じます。
 恋愛映画の〜はまあええと、そういった気分のときに読むと泣けます、ね。そういった気分でない時は、素直にガンバレ、と思うのですが。いやでも、ケッコンしようとまで思った人が(ネタバレ)
姉弟つか双子って、どーなの。ナチュラルに心が痛いです。
 でもだからってお昼のメロドラマとか韓流のようにえらくもりあがるでもなく、静かに、ところどころ、ほっとするような会話が、あたたかいなあ、と。
 暖かい会話→(自主規制)「
ちっせえちんちん」とか。
 原作者さんあり、ですが、間の取り方等は漫画家さんの手腕かな、と。
 アズユー〜は、なんていうか、有が、かわいい、と思います。


11.20(火曜日) え、わたし??


 毎日毎日パソコンに届く迷惑メールの、偶然届いた順番で、その文字の中に偶然自分の本名文字の並びを見つけてどっきりしました。
 ええ!? 本名流出!?
 こんな感じのメールで。
   ↓
:ご依頼の件準備出来ました。
:先日はありがとうございました。
:低金利はここまでキタ!
:君江さま32歳[写]/美咲さま29歳[写] からのメッセージあり
:週末は主人が留守なので、お逢いしたいです

 ……本名暴露は出来ませんが、知っている人なら「ああ……」と思うのかな、思わないのかな、どーなのかな……。
 ごまかしのため関係ない文章コミですが……個人的にはちょっぴりドッキリしました。こーゆーことってないですか??

:嫌な匂いには芳香剤を。
:今夜は静かに雪が降ってきました。
 ↑
 これでなんとなく「芳雪」と読めるよーな感じでーーー。



 今夜のお風呂読書。

 親指からロマンス(7)
 昨日9巻を読んだので、なんとなく。
 陽介くんの過去話。なにがどういうフクセンでこういう話になっているのか相変わらずよく分からないところはありますが、なんとなく、へーそーなんだー、と納得できてしまうのがすごいところ、かと。
 キーワードは(楽器の)トライアングル。
 なんで表紙が田中さんなんだろー。という番外編はこんな寒い季節にはいい感じにおもしろいです。
 これで明日、6巻とか5巻とか読んでいるところを妹に見つかると「ちゃんと最初から順番通りに読みなよ」と怒られたりしたりします。


11.19(月曜日) リハビリ


 本屋さんで痴漢に遭う……。
 少女マンガコーナーで何度も何度も何度もすれ違うからおかしーなーとは思いました。鬱々しますーーー。
 隙のない女にならねばならないと思いました。もしくは一本背負いとか出来ればいいのにと思いました。

 さて。
 日記リハビリで、別に読まれる人にはどーでもいーこととは思いますが、毎日書いてみようネタで、毎日お風呂で読んだマンガ日記でも……書いて、みよう、かな、とか。
 これなら毎日。絶対。お風呂には入る、からっ。
 マンガ紹介、とかではないですが。Amazonさんから勝手にリンク引用。……いいのかな駄目なのかな、どーなのかな……。

 とゆーことで今日のマンガ(すごく極まれに小説を読むこともありますが、ほとんどマンガ)

 親指からロマンス(9)
 本日購入。最終巻。千愛ちゃんが笑ってれば陽介くん気分でなんだか幸せになれます。正直、この漫画家さんは、マンガ、を書くことはあまり上手じゃないと思うんですが、キャラとネタがおもしろい、とおもいます。なんでいっつも突拍子もないネタ満載なんでしょうか。
 千愛姉のその後が気になります。

 クレシェンド  (コミック画像はJBOOKさんより)
 とても分かりやすいBLです。仲良し双子と、双子それぞれの恋愛モヨウ。彼らが通う学校て男子校だっけ? たとえ共学でもBLです。コミックには制限をかけることはないようですが、R-15くらいなんじゃないかな、と。双子弟みたいな性格になりたいです。でもきっと兄よりな性格なんじゃないかな、と。
 この人のマンガは「職業天使」がおもしろかったです。こちらはほぼファンタジー。やさしい、かわいらしい設定です。


11.13(火曜日) そうなんだーーー


 ヤフーニュースより……なんですが。
 ご存知「正露丸」 あの独特のにおいのする「正露丸」 常備薬(?)「正露丸」
 の「正露丸」が。
 日露戦争前に陸軍(軍医学校)が開発し服用を奨励。ロシアを征服すると言う意味で「征露丸」と命名。
 された、のだそうです。
 のちに、改名。でもしかし。ラッパのマークの〜が有名ですが、せいろがん、という商品名の正露丸は多くあるそうで、まだ「征露丸」で売られているものもある、そーです。
 せいろがんの効能の、歯痛に効く……というものはとてもうさんくさく思っていたんですが、実はなんだかこれの効果が一番、のようで。
 世の中まだまだ知らないことだらけだと思いました。
 最近見る糖衣のせいろがんがちょっと気になります。舐めてると苦くなるのかなあ。なるんだろうなあ。
 せいろがんを飲んだ後に出るげっぷのせいろがん味は、思い出そうと思えば思い出せる気がします。海外旅行などには一応持っていきます、せいろがん。最近あんまり飲むことはないですけれどね、せいろがん。一応、自宅の、あの棚のあの引き出しに入っていないとなんだか不安な、せいろがん。


11.12(月曜日) 多分生きてます


 といっても、もうすでにサイト運営という点においては瀕死というか仮死状態というか、日記だけで動かしてるつもりかいい度胸だな、という状態なんですが……。
 その日記も止まってました。平謝りです。すみません。
 次第に寒くなってきますね。眠る前にもうお母さんな気分で、布団を蹴飛ばしている妹に優しく布団を掛けなおしてあげよう、と、飛び出ていた足をがしっとわしづかみにしたところで(布団の中に戻してあげようと思ったのに)、妹がすごい勢いで飛び起きて、
「なんか知らんけど殺させるかと思ったっ」
 とか喚かれたりの、なんだか相変わらずの日々を送っております。
 すごい優しい気分で布団を直してあげようと思ったのに、なんでか殺気を感じられてしまいました。わたしはきっと殺し屋に向いてません。でもSPの岡田君に逮捕されるならけっこう本望。
 そんなことをしみじみ思う日々を過ごしております。
 フェイクムートンのロングコートが欲しいこの頃☆


11.6(火曜日) らぶりー


 友人の一歳と八ヶ月くらいのこどもがっ。指をしゃぶるわけなんですが、親指でなく、なぜか中指と薬指をしゃぶるのです。そんで、うっかりたまに人差し指を鼻に突っ込んだりしたりする姿がかわいくってしかたありません。
 もう眠たくって眠たくって仕方なくってぐらぐらしてるのに、遊んであげていると(主には遊んでもらっていますが)なにがもったいないのか、眠るのがもったいないのか、ふらふらしながらしながらも、だっこしてー、という仕草なんかされた日には抱きつぶしたくなる勢いでかわいくってしょーがありません。
 最近色々ぐちぐちうだうだとと文句をもらす機会が多いのですが、ピュアな魂のカワイさに癒され、反省をせねばと思いました。
 反省の後は、わたしもさんざん遊びつかれてゆっくり眠るのです。


11.5(月曜日) 最近の楽しみ


 NHK連続テレビ小説「ちりとてちん」がおもしろい、と思います。
 「どんと晴れ」はヒロインさんがかわいらしい方だったのでついつい最初から最後まで見てしまったのですが、今回は、話が、なんかおもしろい、と思います。あああ、いえ、ヒロインさんがかわいくないとゆーわけではなく。
 15分という時間の中で、なにか、誰かがどこかで、いいことを言う、のです。始まった当初は、今は亡きおじいちゃんが。そして、今は、主には、ヒロインの友人のじゅんちゃんが。どっきりすることを言ってくれます。
 ヒロインの想い人役さんがなかなかいい味を出してるんじゃないかと思いますし、ヒロインの、みんなを元気にする笑顔が、すごいと思います。
 15分の間で、けっこう笑えます。思わず声に出ます。あはははー。お昼に見てるんですが、会社で笑ってる自分がまたなんだか笑えます。
 そして、15分の間でこれまたけっこう泣けます。分かりやすくおかしくて、分かりやすく悲しい、のです。
 落語、というものは正直おもしろいのかどうなのかよく分からないんですが、なんだかおもしろい世界だな、と。
 一日15分の時間が楽しい楽しみなこの頃です。

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