日記……のような……


2007.10〜


10.31(水曜日)  トリックオアトリート


 あれ。10月も本日で終わり、なんですね。
 明日はまた朝礼のある日なんですね。
 かぼちゃのプリンが食べたいですね。先日食べたかぼちゃのロールケーキは気のせいじゃなかったらパンプキンというよりマロンな味のするクリームが巻いてあったように思えたんですが、どうだったんでしょか。わたしの味覚がおかしかっただけだったんでしょうか。実はかぼちゃと見せかけた栗のロールケーキだったんでしょうか。
 そういえば入社したての田辺さん(仮)が、前の会社ではタバコを吸えなかったらしく、今の事務所は喫煙自由なのが嬉しくていっつも、タバコを吸う前に「この会社はタバコが吸えていいですねー」と嬉しそうに言ってから吸います。出来ればタバコをあまり吸って欲しくないわたしとしましては、なんかそれが気になって、田辺さん(仮)ちょっとうざい。黙って吸えばいいのにぃ。ともらしたら、妹に「おねーちゃん、そーゆーときはさあ」とにこやかであることを条件に「げほっ、ごほっ、げほげほげほ。ちょっと煙っぽいですけど、わたしは全然平気ですよ? 気にしないでください? ごほ。げほ。げぇぇぇほぅぅっ。あ、ほんと、平気ですから☆」って言ってみればきっとすごい気にして吸わなくなるんじゃない? と言われました。確かにそーでしょうけれど、だから言えませんってば。不甲斐ないわたしを許して。
 ていうか、いつもあなたはそんな小技を考えて生きてるのかと聞きましたらば、おねーちゃんは考えてないの!? と逆にびっくりされてびっくりしました。人間は日々いろいろなことを考えて生きていかねばならないんだなあと思いました。
 とりっくおあとりーと。
 何もあげないし、いたずらも許さないよ。妹の人生そんな感じ。
 何でもあげるからわたしをいじめないで。わたしの人生そんな感じ。


10.30(火曜日)  10月15日日記参照


 下着泥棒捕まった……のかな。この人だったのかな。捕まったなら一応一安心なんですが……。この人ではないという可能性もあるわけです。うむ。余罪を追及してください。
 つーか、捕まった理由が、間抜けっ。


10.29(月曜日) あれ?


 先週の金曜日に入社した新しい社員さんを、なんでかしらないけどついうっかり「田辺さん」と呼んでしまいます。
 しかし一字もあっていません。
 あれ?


10.28(日曜日) ふりょー?


 映画を見てきました。小栗旬さん……じゃなくてクローズZERO。
 マンガ原作、らしいですが原作は知りません。ただひたすら、共に出向いた友人と小栗さんを見に行く気満々でした。
 友人が妊婦さんだったので、きっと胎教に悪そうな映画だよねーと言いながら見に行きました。
 ……うん、喧嘩ばっか。俺の拳を受けてみろ。
 鈴蘭高校の頂点と書いててっぺんを学力でもなく喧嘩で目指す男たち(少年たち)の物語。
 ……まったくその天辺を目指すという点については理解できないわけですが、なんだかおもしろい映画でした。
 突っ込みどころも満載。前半はかなり笑えます。
 舞台は学校なのに、勉強しろよ、と突っ込むのも忘れるくらい勉強のシーンがなく、全校生徒ほぼ不良(死語?)なのに、入学式にはちゃんと出席してたり、抗争シーンも、なんかちゃんとみんな制服着用だったり、そういうところが笑えました。びば学校生活。
 ラストの100人対70人の喧嘩……みんな同じ制服姿なのに、よく敵か味方か区別付くなあ、とか感心したり。決戦の日が土砂降りで、ベタベタでおかしかったり。傘投げ捨てたり(後ろの人に当らないのかな)。雨天延期にすればいいのに。正々堂々、武器は使わず拳で勝負に妙に感心したり。
 天辺目指す男のロマンはほんと、とんと分かりませんが、なんていうか、意地とか、友情とか、友情と紙一重のなにかとか、拳で語るとか、死人が出なかったとか、見終わったら割りと興奮してました。おもしろかったです。
 小栗さんもなかなかやるなと思いましたが、山田さんもなかなかでした。
 目がすごい。小技の利いたギャグもいける。
 学校の中ではいきがってるのに、外に出るとなんか少年、な彼らがおもしろかったです。衣料品店のおばちゃんには敬語、とか。

 わたしも、人生に一度くらいは拳で誰かを殴る、とかあるのかなあ、とか考えたり。えー、どーやったらあんなに気持ちよく決まるんだろう。ぜったい、ぜったい手のほうが痛いに千点。

 そういえば、映画館でやたらに学生さん年代の少年たちを見るなあ、と思ったら、なんかみんな同じ映画見てました。大人気。
 男気のイケている、乱闘シーンもわりと見れる、目をそらすことが多いかと思いきやそんなこともなく、見やすく、でも迫力がないわけではなく、おもしろい映画でした。


10.27(土曜日) 餃子×90個


 土砂降りの中、餃子パーティーをしました。別に野外でパーティーをしたわけではないので土砂降りも関係ないんですけど。
 さて。
 餃子です。
 ……ぎょーざってどーやって作るのさ。
 というメンツが集まって餃子を作りました。餃子三分の一で30個くらい
 取り合えず、なんか野菜を細かく切ってひき肉に混ぜて皮で包んで焼けばいーんじゃないのかな。という多分基本なコンセプトのもと、料理を開始しました。
 その結果。
  ↓
 具はケチらず、たとえ作りにくくともたくさん包んであるもののほーがなんだかおいしい。
 ひき肉を、豚肉・合い挽き・鶏肉、の三種で作成。混ぜずに単品で作ってみたけれど、食べてみるとけっこうどれでもわからない。(なんとなーく、パサパサしたものが鶏肉で、なんとなーく牛の味がするのがきっと合い挽きなんだろーなー、という感じ)
 IN チーズはまったり。ボイル海老はなかなかいける。キムチもおいしい。嫌がらせのつもりで作った梅干入りがなかなかおいしかったです。
 4人で90個を完食。

 写真で激しく焦げて見えるのは、ぱりぱりに焼こうと思って水に投入した片栗粉。
 さすが作りたて、焼きたて。おいしかったですーーー。


10.26(金曜日) 好み・趣味


 ……オンラインゲームというんでしょうか、どーなんでしょーか。
 SUGAR STARさん(注/R-15)のCGIゲーム兄貴と私をクリアしてしまってさびしいこの頃です。エイトくんと仲良くなりましょう、なゲーム。
 わあ、なんか仲良くなってきたーと浮かれていたらクリアしちゃってしょんぼり。こんなかわいらしいけれど二次元の少年に一喜一憂させられるキモイわたし。
 いいじゃん、ゲームだもん。

 そして、最近お気に入りWEBマンガ。
 注)BL R-15
 TRIGLAVさんのマンガ、「田中くんと山田くんのお話」及び「ウラトラ」
 田中くんと山田くん〜は終了済み、なの、でしょうか。ウラトラは連載中。
 なんか、なにやら、甘酸っぱくていーですよ。
 お話かわいい。ウラトラの卯月くん、かわいい(禁句)。そして瀬戸さん、たぶんどなたの目にも格好良く映ることでしょう。
 なんだかどちらのお話もあまじょっぱい初恋☆ な感じがどきどきします。恋ってこんな感じがいーですよね。うん、すごく個人的な趣味ですけど。

 WEBマンガ、探してみるとけっこうありますよね。主に少女マンガ系とBL系に注目。かわいらしーのがいい感じ。
 絵的には、どうにも、頭の形が丸っこくって、あごがとがってるぎみで目がでかいぎみで、等身高くて手足が細くて長い感じがツボ、です。
 リンク貼らせて頂いている木々さんとか、そんな感じです、よね。上海さんとかもかなりツボです。
 学生時代、マンガが書けたらいいなあの勢いでしていた落書きも、思い返せばそんな感じでした(当社比 下手なりに)

 小説もマンガもエッセイもブログもニュースもなんでもかんでも読み放題。ネットってすごい! です、よね。


10.22(月曜日) in


 それは昨日のこと。
 引き出しの置くから昔の写真を発見。写真、ていうか、なんかちゃんとアルバムにしてあったこまめなわたしの過去の産物発見。今ならやらないなあ……。
 アルバムの題名は、ずばり「蓼科」 日付は1994年秋。
 写真を見ると、お肌ぴちぴち。若かったあの頃。幼かったあの頃。戻らない時間、すべては幻。
 いや、現実ですが。
 幼馴染な友達と自力で車を運転していった旅の記録が綴ってありました。なんていうか、ほんとに、みんな取り立ての免許で、運転にいっぱいいっぱいな様子がうかがえます。うん、高速に乗っていくんだーと言ったら、まだ危ないっ、と激しく父親に反対をされた思い出を思い出しました。
 でも父親の意見など無視して出かけた若かったあの頃。
 そう、一昔もまえの話です。
 服装が……シャツが……みんな、ジーンズに、イン、でした。そしてウエストできつめに締めたベルト。そんな時代。ヒップハングなにそれ、みたいなー。
 そんな当時のファッションにくらくらしつつ、また引き出しの奥のほーにしまっておきました。
 今の写真も、15年も20年も経って見たらばわらっちゃうんでしょーか、どうなんでしょうか。


10.21(日曜日) 毛布も干したし


 出かけようと外に出たら、ぽかぽか日向で子猫が眠っていました。最近よく見かける靴下猫。黒いのに前足の先っちょだけ白いんですよ。らぶりー。
 あー、寝てるー、と思ったんですが、そこはそれ野生の生き物、ぴくっと顔を上げてわたしを見ます。ふふー、かわいーのー。うん、かわいい。かわいい、しかし、ひととは不思議なもので、
「わあ!!」
 とかわいいものを脅かし、びくっと駆け出したところをわたしも全速力で追いかけてみました。子猫も全速力。超全速力。一目散。
 わたしが追いつけるわけがありません。いい運動しました。子猫はよそのお宅の庭を突っ切って駆けて行きました。ぐっばい子猫。今日のところはぐっばい。また会う日まで☆
 子猫を追いかけっこ。
 爽やかな午後でした。


10.20(土曜日) 五時間くらいカラオケに行きたい……です


 半年振りの更新がこれだけかよ。と自分突っ込み完了。
 未だ生まれない花 023.螺旋
 明るい話ではないですがそれにしても暗い、と思います。作中の天気がよくないのがいけないんだと思います。なんだかねずみ色。次のお題も頭が痛いところです。キャッツアイ。街はきらめくパッションなんとか。
 そういえば夜中にシティーハンターの再放送始まったので見たら第一話からでした。おお。その後に宇宙戦艦ヤマトもやっていたので(はじめて)見たらわりかし色々突っ込みどころ満載アニメでした。ちゃんと最後まで放送してくれるのかな、どーかな。


10.18(木曜日) そうなんですかそうなんですよ


 スカートが回る→骨盤が歪んでいる→ショック。


10.17(水曜日) 面目ござらん


 ええと。最近いつだったか月食がありました、よね? そのときになんとなく書き初めてみたものの、途中ぶっちぎれで放置してあった……ままその存在を忘れていたものがあったことにさっき気がつきました。

 ぶっちぎれでも暇つぶしにはなるわ、と言う方は、暇つぶしにどうぞ。
 すっごい前に書いた(覚えているひとがいるのかどーなのか)カズシ王子とカズホ姫のお話、その後(?)

 おぼえがき
  カズホ 姉姫
  カズシ 弟王子
  ヒロノリ ○□×国の王子(カズホの婚約者)
  クミ ???国の姫(カズシの婚約者?)
  ヒデオ 城の下っ端近衛兵(おひめさまらぶ)


 月ヲ食ウ


 日が落ち、城への門を閉ざした。その内側で、年の若い近衛兵たちが、暗くなった空を見上げた。
 今夜の月は、大きく、まるく、その姿は水に滲んだようにぼやりと赤い。
「……今夜はひととき、月が姿を隠す」
 ぽつりとした仲間の呟きを、ヒデオは眼差しで咎めた。
「滅多なことを、口にするな」
「しかし、食は起こるのだろう」
「食のことを言ったわけじゃない」
 そう、今夜、月が欠ける。ひととき、姿を消す。
 けれど、
 そんなことは、問題ではなかった。
 問題なのは、ヒデオにとって……。
 この国にとっての、月、は。
 夜空に浮かぶ月ではない。
 公の場には滅多に姿を現すことのない、美しい姫の、こと。
 聞くものが聞けば、姫が、姿を消す、と、思うことだろう。
 ほんのひとときでも、
 そんなことがあってはならない。
「……持ち場に、戻れ」
 夜空に浮かぶ月を、見上げている暇などない。
 仲間たちも表情を改めた。
 今夜の城下町は騒がしい。
 城内もまた、浮かれた雰囲気に包まれている。
 みな自分の持ち場へと散っていく。ヒデオもその中のひとりにすぎない。
 すぎない、立場で。一度だけ、
 その行動も、微笑みも、何もかもが控えめで、それでいて美しい、この国の月と謳われる姫を想って、城を、見上げた。


 多分、そこにいるだろうと、予想は付いていた。
 だから慌てることなく、向かった。人気のなくなった廊下を歩く。今夜はひときわ大きく見えるまるい月が窓越しに光っているけれど、気にもとめない。
 廊下の先に、彼女を見とめた。
「姉上」
 と呼べば、驚いたように、振り向いた。窓を開き、月を、あるいは城下を眺めていた瞳がまばたきをした。
「カズシ」
 彼女がこの場所を好むことを知っているものは他にはいない。だから、ほんとうに驚いたのか。それとも、彼女がこの場所を好むことを知っているものは他にはいないのだから、驚いた振りを、した、だけなのか。
 月明かりに浮かぶ表情の、まばたきの音を、聞いたような気がして、
 城下も城内も賑わっている。そんな中、聞こえるはずのない音だけが、聞こえたような気がして、
 足を止めた。
 自分の足音がかすかな、かすかな音を、掻き消してしまいそうな感覚に、実動きもできなくなる。
「カズシ?」
 もう一度呼ばれて、我に返った。
 辺りの、賑やかしい音が耳に戻ってくる。
 それでも、その場所からうごかないまま、月を見上げた。窓を、押し開けば、夏の湿った海風が前髪を揺らした。
「姉上は、こんなところでひとり、月見ですか」
 聞けば、ほんのわずかな微笑が、返ってきただけだった。
 そうだ、とも。そうではない、とも。言葉には、しない。
 ふたり、違う窓から、同じ月を、見上げる。
 月の、端からかげっていく。月の食だと言うそれは、前回まではただ不吉なだけのものだった。
 その日を予測することもできず、突然姿を消しはじめる月に怯え、ひとびとは家に籠もり、窓を閉ざし、月が消え、そのまま夜が支配し、朝を迎えることはできないのではないかと、怯えた。
「クミ姫が、姉上を探していましたよ。気が合うようだと、ずいぶん喜んでいます」
 少し、声を張り上げなければ届かない。そんな距離を保つのは。
「クミ姫も、今は、月を見ているのでしょう?」
 欠け始めた月を。
 月が、欠け始めるのを、見たいのだ、と。
 ???国からわざわざやってきた姫は言っていた。
 姫の国では星を読む。この国も星は読む。
 姫の国は、星を読み、陽を読み、月を読む。
 食が起こる日時を正確に割り出し、食を、さまざまな星の並びの偶然が起こす現象だとした。偶然、という現象に、???国のひとびとは浮かれる。
 この国のひとびとは、食が起こるという噂に、いつものように怯えた。???国では祭りになるという噂を信じようとはしなかった。
 けれど、不吉な、その食の日に、???国のクミ姫が訪ねてくることになった。
 姫の国では月がのぼるとき、すでに欠けはじめているけれど、この国なら、のぼりきった月が欠けていくさまを最初から見ることができる。
 最初から欠けていくのを見たい、という。
 数日前にクミ姫がやってきて、この国の人々は安堵した。食は不吉ではないのだと。怯えなくともよいのだと。浮かれて、姫の歓迎の祭りの用意を始めた。きっとこの先、食の夜を迎えるたびにこの国は賑わうことになる。
 欠けていく月は、普段見ることのない色をしている。けれど。
「この現象が、不吉ではない、というのね」
「ただの自然現象、だそうですよ」
「……そう」
 風が吹き雨が降り、陽が昇って沈んで行くのと、同じ現象。
 けれど、同じ現象を見ているのとではまるで違う表情を、彼女はしている。
 そんな彼女に、
「次の食は、三年後だそうですよ」
 と言えば、素直に驚いた顔をした。
 はっきりと、驚いた、というその表情に、先ほど呼びかけた際に見せた表情は、やはり作り物だったのだ、と思う。
 この場所に彼女が居ることを知っているのは、たったひとり、だけだ。
 この場所で彼女に声をかけるのは、たったひとり、だけだ。
 ほかには誰もいない。
 だから、この場所には、ふたり、だけ。
「三年……そんなことまでわかるのね」
「みたいですね」
「この国では、当日まで食が起こることもわからないのに」 


 以上。
 題名から察するにシリアスにしたかったモヨウ。
 というか題名そのままの話が書きたかったんだろうなと誰でも推測可。
 ヒロノリ王子、出てこないし。
 最近のわたしの頭の中はきっとこんな感じ=中途半端。


10.16(火曜日) 三河弁?


 火曜市、で込み合った食品売り場をウインドーショッピングしていたら、ごすっ、と人様にぶつかったので「あああ、すみません、失礼しました」と謝ったら、相手はおじでした。
 母親の弟=おじ。
 とりあえず、すごい偶然、です。おじに会うのは半年振りくらい。
 しかし、おじ、なので。
「なんだ、おじさんか」
 おじはじっとわたしを見て、
「なんだん、もしかして芳雪かん?」
「もしかしなくてもそーだよ」
「なに買いにきただん? お菓子、みっつまでなら買ってやるぞ」
 ……。
 ……。
 ……。
 ……どんだけ。

 一応、もうそんなこどもではないので申し出は辞退して、家に帰って母に「ちょー聞いてよ、おじさん、いまだにわたしにお菓子買ってくれよーとするんだよ」と言ったら「なんで買ってもらわんかったの? 買ってもらえばよかったのに」と言われました。
 …………そうか、買ってもらえばよかったのか。それがかわいい姪というものか。
 いやでもしかし、年がっ。


10.15(月曜日) 好みもありましょうが


 何週間か前から、近所を……とゆーか、家の前を、怪しい人が徘徊していて(とゆーか、じっと家の中を覗いていて)通報しました。
(自転車で、ちゃららーと、異変を察すると逃げていくあの男)
 その一週間後くらいに、盗られました。きっと、風で飛んでいったのとは違うと思い、またまた通報しました。
 ……下着盗られたっ。
 今度は被害届提出です。
 なんてゆーか、うん、好みもありましょうが、らぶりーなのばっかりなくなりました。
 ええと、通販でいえばイマージュ系。
 ちゃっかりセットものばっかり。
 値段的にはワコール系な高価なものはレースが少なく興味がなかったのか置いていってくれて、被害額的には大きくはない、ですが。
 心の被害は大です。
 下着、安いモノだって高いのにっ。
 じゃなくって。
 気持ち悪いっ。
 それからまた一週間。夜になって警察のひとが尋ねてきました。ので、わたしと妹は身を乗り出して聞きました。
「犯人捕まりましたか!?」
 警察の人は申し訳なさそうに、
「いえ、あの、隣町でも被害届が出されましたので、その後、こちらはどーかなーと思いまして……」
 まだ捕まっていないモヨウ。
 むう。なんかもう、気持ち悪い、です、よね。
 警察のひとも気にかけてくれてはいて、大変だなあと思いますが、早く捕まらないかなあ、捕まえてくれないかなあ、と思う最近です。
 わたしが小学生だった頃は、家の鍵もかけたことがないくらい平和だったのにぃ。


10.14(日曜日) 賞味期限後何日まで食べても大丈夫かな


 とりあえず、10月5日までの納豆をお昼にチャーハンに混ぜて食べてみました。夜を迎えましたがお腹はなんともありません。
 牛乳は怖くて10日も過ぎたもの飲みませんが……。
 まあ、火を通せば大丈夫か。とか、昔おばーちゃんが言っていたことを実行している自分に乾杯。
 わたしもきっとおばーちゃんみたいなおばーちゃんになるっ。きっと。


10.12(金曜日) 朝から


 出勤前の一分一秒を争う時間のことでございます。
「おねーちゃん、おねーちゃん、おーねーちゃーーーーんーーーーー」
 かわいい妹がかわいい声でわたしを呼びます。
「……なにさ」
「わたし、昨日の夜の10時半には寝とったよねえ!?」
 10時半、といえば。
 確か、妹の携帯がしつこく、そりゃもうしつっこく、鳴っていて。あんまりうるさかったのでなんで出ないんだよ、と思ったら、妹、爆睡中。
「そうだね、寝てたね」
 確か、医龍を最後まで見るっ、と意気込んでいたはずだったのに、撃沈してるなあ、と思った、昨夜の10時半。
 その電話の相手が朝から電話を掛けてきて、どうも「なんで昨晩は電話に出てくれなかったんだよ」と文句を言っている様子、です。
 妹は携帯をわたしに差し出して、
「なんか、今時10時半に寝てるなんて信じれん、とか言って信じてくれんだけど、ちょっとおねーちゃんからなんか言ってやって」
「やだよ」
「えええーーーーー」
「えー、じゃない」
 ふつーヤだと思うんですが。
「だって、いっつもそんくらいの時間に電話掛けても出んくって、怪しいとか言うんだもん」
 いったいなにを怪しまれてるんだよ、と思いつつ、
「いっつも、それくらいの時間には寝てるって言えばいいじゃん。嘘偽りなく確かに寝てるんだし」
「だから、信じてくれんのだってば」
 妹が言っても信じないのならば、
「わたしが言っても信じないでしょ。いや、むしろわたしが言ったら信じたら、そのひとやばい」
「…………それもそうだ」
 ということで、妹はなにやら納得してましたが、電話の相手がその後納得したのかどーなのか。
 10時半に寝ているのが早いかどうかはともかく、携帯が普及する前は10時過ぎたら電話するのをとりあえずためらったよなあ、と古きよき時代を思い出したりしました。


10.10(水曜日) 今日が体育の日でいいと思う


 友人宅で10歳児とWiiに興じました。
 こどもがもう、やる気満々で、テニスとか、ちゃんと構えてやるので、そうか、そうやるのか、と全身運動のごとく、こどもと腕をぶつけ合いながらやったんですが、帰り際になって、友人がこっそり教えてくれました。
「あのね、Wiiは座ったままやってよかったんだよ。手だけ振れば」
「ええ!?」
 それもそうか!!
 目からうろこっ。
 たなからぼたもち。
 ねみみにみず。


10.9(火曜日) 明日を担う少年たちの今日の会話


 終業間近なそんな時間。
 本日分の郵便物を出すため事務所を出て、信号待ちをしていました。男子学生さんが3人、仲良く自転車で信号待ちをしていました。
 そんな彼らの会話。
「上戸彩はかわいいよな」
「なんかドラマ出てたっけ?」
「アテンションプリーズに出とったじゃん」
「すっちーか」
「そりゃ高望みしすぎだろ」
「かわいー子が好きでなにが悪い」

『悪くないな、うん、悪くない(わたしの心の声)』

「かわいー彼女欲しいな」
「小さい彼女がいいな」
「そういう、かわいい、と違う」
「なんだよ、ちっさいほうがいいじゃん」
「いいか?」
「15センチは身長差が欲しいな」
「いや別にオレはそんなこだわりはないけど」
「俺はある! 15センチ!」
 15センチと力説する少年を、友人二人が見ます。わたしもうっかり見ました。
 友人二人のうちのひとりが、思い切って聞きました。
「おまえ、身長いくつだっけ?」
「162!」

「………………(友人その一、引き算中)」
「………………(友人その二、引き算中)」

『…………………(わたしも引き算してみた)』

 162 ひく 15 は 147

「(友人その一)いや、無理だろ」
「(友人その二)無理だろ。そーそーおらんて」

『(わたし)うん、多分無理』

 しかし彼は彼の将来を悲観していませんでした。
「俺、あと20センチはでかくなるもんね」

 現代男子高校生の平均身長がいくつくらいかわかりませんが、彼の未来に幸あれ。


10.8(月曜日) 三連休・観劇に感激


 6日の土曜日、上京しましてお芝居を見に行ってきました。「PIPPIN」です。
 主役は Kimeru / 相葉弘樹(ダブルキャスト)
 パパイヤ鈴木
 中尾ミエ 杏子 鈴木蘭々 石原慎一 進藤学 中河内雅貴………と続きます。
 ミュージカル、でした。
 パパイヤ鈴木さんから鈴木蘭々さんまではみなさんご存知。かと。
 わたしの目的は石原慎一さん。らぶ。石原慎一さん。
 ライブで歌声を聴くのは15年ぶり、くらい、かも。
 すごいすごいすごい。単純に個人的に声が好き、なんですが、鳥肌たちっぱなしでした。彼が歌っている間中。
 しかし、観客の8割以上のお嬢さんの目的は、もちろんきっと主役の彼だと思います。わたしたちが見に行った舞台は相葉弘樹さんでした。王子様役の彼は、まごうことなく王子様でした。細い……ほっそい。手足、長っ。
 舞台、いいですね、舞台。華やかな夢の世界です。
 進行役、影の主役のパパイヤ鈴木さんは、ダンスはテレビでも見ることがあるのですが、歌が、またすごかったです。それは中尾ミエさんも杏子さんも鈴木蘭々さんもしかり。
 どれだけ腹筋を鍛えたらあんな声が出せるようになるのか。さぞ気持ちがいいんだろうなあ、と思います。

 さて、その6日は、舞台の時間まで池袋下車で初アニメイト体験をしたり(オタクですが実は初。地元でどれだけ探しても見つからなかった石原慎一さんヒーローCDありました! さすが都会。さすがアニメイト)、乙女ロードは時間が早くて開いていなかったり、ランチに頂いたパエリアがおいしかったり、初東京モノレール体験をしたりしました。
 東京日帰り。身軽で気楽で楽しかったです。


10.5(金曜日) 喜んでいいところ??


 本社の女の子たちが、化粧品やらなにやらの会話をしているとろに顔を出したら、なにやら、鼻がどうの、目がどうの、という話になり、なんだかしみじみと「芳雪さん、各パーツは美人ですよねえ」といわれました。
 美人と言われ、ここは素直に喜ぶべきところだったのでしょか。
「え、そう? それはどうもありがとう」
 と答えてみましたが。
 いやしかし、あの、全体的には?? どうなの?
 という疑問が残っているままどうも素直には喜べない気がしました。
 ……どうなの???
 配置悪がい福笑いみたいだったらどーしよう。神様ヘルプ。


10.4(木曜日) 今日もアニメ話


 日進カップラーメンのCMアニメーション「FREEDOM 」の今バージョン。
 主人公の友人、黒髪短髪、主人公を地球に行かせるために月に残ったカズマ少年(調べてみました)が、
 なにか、軍なのかなんなのか、並んでいるシーンをみると、どーしても、どおおおおおしても、「GWエンドレスワルツでマリーメイア軍に潜入したトロワ」がダブります。
 うん、もう「」部分の単語がひとつもわからない方もいるんじゃないかと思いますが、とにかくダブるんです。
 ビジュアル的には、え、五飛? と思わないこともないですが、整列していたのはたしかトロワ。

 そんな、日記を読んだ人の中の、3%くらいの人にしか通じない内容日記、でした。


10.3(水曜日) 気になる原作


 夜中にやっていたアニメ「ぼくらの」
 ずっとビデオにとって見ていたのですが、やっとぜんぶ見終わりました。
 ……もっとすごく後味の悪い物語なのかなと思っていましたが、なんだか意外に、すとん、と始まり、すとん、と終わった、ような感じがします。
 多分、おもしろかった、んだと思います。
 なんか、なんていうか、こう、「おもしろい」と表現していいものかどうかはよくわかりませんが。
 以前に、見始めたから先が気になるから最後までは見たけれど、出来れば二度と見返したくないアニメ、を見ました、
 すごく個人的にですけれど。
「無限のリヴァイアス」です。
 こどもたちが頑張っている、というお話は好きなんですけど……ええと、痛い。痛いっ。
 子供たちだけの世界、が怖かったです。密室、が怖かったです。なんだか何もかもが怖かった気がします。
 こどもたちの対立、関係、ものの考え方(多分、兄弟の仲が悪かったのが一番痛かった)。
 「ぼくらの」もそういったアニメになるのかな、と思ったんですけど、そうでもなかった、かな、と。
 一人ひとりがきちんとまわりのことを考えていた、優しい話だったと思います。
 ちょっと達観しすぎじゃ……とも思ったりしましたが、汚い部分ばかりを見せられる反面教師な話よりは、いい、かな、と。
 きれいごとで済むなら、それでいいんじゃないかな、と思います。せめて、物語の中、では。


10.2(火曜日) もう秋


 涼しい、というか、寒い、ですよね、朝と晩。
 しかしパジャマがまだ半袖です(まだきっと暖かい日もあるんじゃないかな、とか思っている)。
 半袖は寒いです。お布団から出るとたまりません。最近読んだばかりのガラスの仮面、二人の王女のオリゲルドお姉さまごっこが出来ます。
『……寒い、心までこごえるようだわ』
 長袖を着ればいいだけのことなんですけど。
 ちなみに部屋着は、なぜか、そのときのわたしが何を思っていたのか知りませんが、初夏だ洋服一掃活動で処分してしまったらしく、部屋着になりそうなものがさっぱりなくなっていて、我慢して短パン着用してます。
『……寒い。わたしは冬将軍の娘』 
 ちなみに妹には、
 夏は「暑いんだからふっとい足出さないでよ暑苦しい」
 冬は「寒いんだか白い足出さないでよ、寒々しい」
 と、文句をいわれます。
 きっと、絵に描いたような大根足なのでございましょう。
 しかし、ここはひとつ、
 夏は「白い足が涼しげでいいねー」とか
 冬は「肉付きがよくて暖かそうでいいねー」とか、発想の転換をすればいいと思いましたが、そんなこと言ったらいろいろ五倍くらいになって返って来そうなので言うのはやめました。


10.1(月曜日) 今日の失敗


 車の運転中、なにやら、いつもは点いていないランプが点灯していました。
 なんじゃこれ。
 なんのサインかなー。うーん。たしか走行中はすべてのランプは消えている……はず。なんだけど。なにかな?
 このランプは……そう、確かブレーキかけっぱなしだよランプ!!(確か、とか言ってる)
 あれ、でも別に今現在爽やかに走行中なんだけど??
 いやいや待て待て、運転中によそ事を考えていては危険だ、目的地についてから考えよう。
 ……目的に着いたとたんにわかりました。
 点いてたランプは
 やっぱり、どうにも、ブレーキ警告灯でございました。
 フットブレーキ……パーキングブレーキ解除してなかった。
 でもすごい走ってた。
 走行中に突然車が止まったりして人様に迷惑をかけることはなかったのでよかったですが、もしかしなくて車に負担……かも。
 よくわかりませんが、なんか久々にやっちゃいました。えへ。
 以前乗っていた車はサイドブレーキ引いたまま走ったら、なんかガコガコいってたよーな気が、した、んですけど……。
 会社の人に念のため「パーキングブレーキいれたままでも走ります?」って聞いたら「走る走る余裕で走る」と言われました。なんだ、走るんじゃん。
「でもあんまりやるとブレーキパット減るけどね」と付け足されました。……大丈夫じゃないじゃーーん。

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