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思うところを書いてみようかな
メモ


わたくし別別運営中のリボーンブログは こちら


2010.3.4(木) サークル活動停止。


 停止しています、というお知らせ、を。
 ほんっとに長い間、ありがとうございました、お世話になりました。
 別ジャンルでの活動を始めました。
 でもでも、ヒイロたちとの付き合いは長すぎて、いつかまたお話書けたらなあとは思っています。はい、機会があれば、ぜひっ。
 愛着がありすぎて決別できないので、サイトはもうしばらく残しておこうと思います。
 また、以前のお話などUPできればなあ、と。

 ガンダムウイング好きさんがふらりとお立ち寄りになった時に、ほんの少しの暇つぶしにでもなりますように。


2009.5.8(金) お疲れ様でした。


 ものすごく今さらですが、スパコミお疲れ様でした。
 お立ち寄りいただいた方、ありがとうございます。
 雨も降らずに暖かくてよい日でした。ガンダムスペースはなんていうかまったりでまったりしてました。(うーん、でもOOスペとかはどーだったのかしらー)
 まったりでも、ぎゅうぎゅうでも、イベントの空気が大好きです。ほんとなんなんでしょうかあの空気は、ね、ほんとに。


2009.5.2(土) スパコミ新刊について……2


 「かけることとみちること」
 P30 コピー(200円)


 でき、た。
 いつも、あと三日早く取り掛かっていれば三日早く仕上がるんじゃないかなあ、と思うんですが、そうでもないこともわかって、ます……。
 以下、本文(超)一部抜粋。
 こんなですがパラレルとかではありません。
 終戦後です。オールキャラなだけです。ヒイロ中心。もしかしたらリリーナとちょっとらぶ、かも(当社比)



     ◇

 目が覚めたヒイロは、目の前にあった状況を判断するのにほんの少し、時間を要した。
 地球に下りてからいくつかの学校を回ったけれど、とんと世話になることのなかった保健室の、ベッドの上で、からだを起こす。
「大丈夫か?」
 と覗き込んでくる心配そうな顔も見慣れないものだったから、返事をするまでに間が空いた。まばたきを忘れた瞳で見返すと、大丈夫じゃなさそうだな、と頭を、撫でられた。ヒイロはかたまる。お化けにでも遭遇したような顔をする。彼女は、心外だ、と呟いた。
「私はあなたの姉でしょう?」
 聖女のようににこりと笑って、
「どうした、ここ最近会っていなかったから忘れてしまったか? ちなみに」
 つい、と隣の人物を示して、
「君の兄だ」
 やあ、と兄だという人物は無表情で片手を上げて挨拶をした。
「兄のトロワだ」
 保健室のベッド脇には、兄のトロワと姉のレディ・アン、が、いた。

     ◇


2009.4.30(木) スパコミ新刊について……


今日現在こんなこと言っててどーすんの、と言う感じなのですが、ええええと、無事に製本まで終わりましたらば、新刊出る、と思う、のですが……えええええとおおお。

 もうちょっとぎりぎりまでがんばってきます、です。


 内容は、相変わらずの終戦後。ヒイロ中心、その後の身の振り方。
 今さらのベタネタです。
 相変わらずのベタネタです。
 そんでもって相変わらずのコピー本、です。

 値段などの詳細は、出来上がりましたら、ぜ、前日までには、ぜひっ。


2009.3.18(水) 今さら……な小話


  発行済み「休日家族」ネタ。

 ヒイロとリリーナが夫婦で、こどもがヒナ。
 ヒナのイトコのルルゥの両親はゼクスとノインさん、というお話。
 ヒイロ一家は地球在住。
 ゼクス一家は月在住。

 ↓

 ルルゥはスクールから帰ってくると、まずはちゃんと宿題を済ませる。大抵の問題は自分の力で解けるけれど、どうしてもわからない問題に出会うと、いそいそと、電話をする。
 それは地球から帰ってきてから、すっかり日課になった。
 解けない問題があると、嬉しくなる。
 ほんの少しだけ、どうしようかな、と迷うけれど。迷うのは、相手のことを思って、今は、忙しくないといいな、と思う、からで。でも、電話をして迷惑がられたことはないし、いつでも電話をしていいと言ってくれているから、今日も、やっぱり、ほんの少しだけ迷った後に、電話をする。
 ヒイロに、電話を、する。
 最初の頃はとても、とてもドキドキしたけれど、そんなドキドキにも慣れて、今は楽しくてしょうがない。
「あの……あのね」
 電話の繋がった先で、画面に映ったヒイロが、かすかに笑ったような気がした。よく見ないとわからないけど、
『どうした』
 と言った声が優しかったから、だから、笑ってるんだと、思った。
 ルルゥは、はっとして、
「あの、こんにちは」
 忘れていた挨拶をする。
『こんにちは』
 と、帰ってくる。
 母親に聞いたら、こちらの時間は夕方でも、向こうの時間は夜で、もうヒナは眠っているはずの時間だと教えてくれた。でも、ちゃんと、同じように、こんにちは、と返してくれるひと。それは時間など気にしなくていいと言ってくれているようで、嬉しい。
 わからなかった問題は、すぐに解けた。いつも、とてもわかりやすく教えてくれる。問題が解けて、嬉しい。
 でも、もう用事が済んでしまった。ちょっと、淋しい。
 淋しいけれど、あまり長電話をするのも気がひける。ありがとう、と電話を切ろうとすると、ルルゥ、と呼ばれた。
「なあに?」
『ヒナに』
「ヒナちゃん?」
 小さないとこの名前に、ヒナちゃんがどうしたの? とルルゥは首を傾げる。
 ヒイロは、なんとなく壁の向こうの子供部屋を意識しながら、
『おればかりルルゥと電話をしてずるいと言われた』
「あ、じゃあ、もっと早い時間に電話、する?」
『おまえはスクールの時間だろう』
「そ……っか」
 じゃどうしよう、と考え込むと、
『だから、またおいで』
 いつでも、おいで、と言われて、ルルゥは、うん、と元気よく返事をした。
 そんな話をヒイロとしたよ、と最近は前よりも頻繁にさんにんがそろうようになった夕食の食卓でルルゥは両親に報告をする。だから、連休のときとかにまた遊びに行ってもいい? と聞けば、父親は納得行かない顔をした。
「わからない問題は、ヒイロではなくわたしに聞きなさいと言っているだろう」
 今ルルゥが欲しがっている質問の答えはそれではありませんよ、と母親が心の中でこっそり突っ込む。案の定、
「今、そんなこと聞いてないもん」
 ルルゥはつーんと横を向く。父親は気に入らない。なにもかもが気に入らない。かわいい娘は、地球に家出をして以来、「お父さん」と言う回数よりも「ヒイロ」と口にする回数の方がだんぜん多くなった。
「お父さんは、ご飯食べたらまらすぐお仕事に戻っちゃうんでしょ。聞く暇ないもん」
「それくらいの時間はある」
「お父さん、ご飯にも戻ってこないときあるもん。そしたら宿題、解けないままになっちゃう。お父さん帰ってこなかったから、じゃあヒイロに聞こうと思っても、地球、もう真夜中なんだもん、聞けないもん」
 ヒナだったら、あかんべをした、かもしれない。ルルゥはぷうと頬を膨らませる。でもすぐに、言いすぎちゃってごめんなさい、と謝る。そんなルルゥが父親はかわいくてしょうがない。しかし古来からそうであるように、父親と娘の壁は厚く、お互いがお互いをどんなに好きでも大好きでも、会話は弾まない、続かない。
「地球、行ってもいい? あのね、トロワのサーカス見に行ったりもね、したいの」
「なにっ!」
 トロワとも仲良しなのか!? どいつもこいつもうちの娘に、とこぶしを握る父親は放っておいて、
「今度はカトルやデュオも遊んでくれるって言ってた。五飛は、どうかなあ、お仕事忙しいかなあ」
 母親は、
「サリィに言っておけばいい」
 と助け舟を出す。
「サリィさんに? そしたら、五飛のお休み合わせてくれる?」
「うまくいくかどうかわわからないけれど、五飛もルルゥと遊びたいなら合わせてくれるはずだ」
「五飛、わたしと遊びたいかなあ?」
 かわいいおまえと遊びたくない者がいるものか、と父親が口を出す。母親が、ルルゥを一番かわいがっているあなたが、一番ルルゥと遊んでやっていませんよ、とまた突っ込む。
「あのね、五飛、お箸の持ち方をね、次に合ったときはちゃんと教えてやるって言ったの。デュオとはスルメを食べるの。それからヒイロとは……」
 そこでなんとなく頬を赤くした娘に、父親は限界で、臨界点突破で、どん、とマナーも悪くテーブルを叩いた。
「ルルゥ!」
「……はい?」
「お父さんと遊ぼう。そうだ、お父さんと遊べばいい。明日……あさって……いやその次、くらい、には、休みを取る、から、お父さんと遊ぼう」
 ルルゥは母親と顔を見合わせる。目と目で、本当にお父さんお休み取れるの? 取ると言うならとるんだろう、という会話を済ませて、ルルゥは瞳をキラキラさせた。
「ほんと? ほんとにお休み取れる?」
「取ると言ったら取る」
 まかせなさい、と請け負う父親に、わあ、と喜んだ表情を、ルルゥはすぐに引っ込めた。
「でも、せっかくのお休みなんだから、ゆっくり寝てたほうがよく、ない、かな?」
「そんなことはない」
「ほんと?」
「ほんとうだ」
 約束に、ルルゥは楽しそうに笑う。それから、部屋に戻って何やらを手にしてきた。
「じゃあ、あのね、ゲームしよう? スクールの子が貸してくれたの。射撃ゲーム。射撃って言えばね、ヒイロがね、すごかったの。スペースポートにリリーナを迎えに行こうとしたときにね、悪い人が車で突っ込んできたんだけどヒイロがね、あっという間にやっつけちゃったの」
 それでヒイロがね、だからヒイロがね、とルルゥは「ヒイロ」を連呼する。
「それで、あの、えええと」
 なんとなく、恥ずかしそうに母親の陰に隠れて、
「そのときのね、ヒイロがね、格好良かった、から、わたしも、かっこよくなりたいなーって、ええと、ゲームだけど。……お父さん、射撃、できる?」
「ヒイロには負けーーーーん」
 父親のテンションが上がる。
 ルルゥは母親の袖を引っ張った。
「お父さん、ほんとにヒイロに負けない?」
 ほんとのほんとに? と心の底から疑う。お仕事では偉い立場にいるひとなのも、戦時中は参戦していた、ということも聞かされてはいた、けれど。あんまりにも、スペースポートでのヒイロの姿が鮮やかだったから、思い出すと顔が赤くなるくらい、すごいと、思ったから。
 あのヒイロよりも父親が強い、とは思えない。父親はあくまでもルルゥにとって父親でしかない。
 でも、
「大丈夫、きっと、負けない」
 母親が、言った、から。
「お休み、楽しみにしてる、ね」
 たまにはお父さんにも抱きついてくれないかな、という父親の気持ちをよそに、母親にぎゅっと抱きついた。


 母親が、
「またあなたがヒイロと張り合う日が来るとは思いませんでした、ゼクス」
 そんな会話を父親とするのは、また、別のお話。


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 ……ゼクスさんの書き方がよくわかりません、でし、た……。
 なんかおかしなお父さんになっちゃった☆


2009.3.11(水) 遅ればせながら


 お世話になっているサーチエンジンさんへのアドレスをやっとこ修正しました。お世話になっているというのにのろのろで申し訳ないばかりです。
 こういうサイトさん見ると、ウイングサイトさんまだある! とおもって安心します。ウイング全盛期にネットとか今くらい普及してたらそれはそれはもっと華やかで楽しかったんだろーなー、と。
 いえ、今でも楽しいです。

 五月のスパコミには参加予定です。スペース頂きましたらまたお知らせします、です。


2009.1.13(火) 寒かったですねっ


 大阪イベント終了です、お疲れ様ですっ。
 どうにも寒い日でした。参加された皆様、体調は大丈夫でしたでしょうか。

 新刊を手に取っていただいた方、ありがとうございます。新刊じゃない本を手に取っていただいた方、ありがとうございます。
 ミニ本……を、作った気分満々だったんですが、出来上がってみたらいつもどおりB6サイズでした。ただの薄っぺらい本でした。あり?

 お話としては、終戦直後あたりのヒイロとかリリーナとかを書くことが多いのですが、実際(と言うのも変な話ですが)終戦から10年も15年も経った世界での彼らはなにやってるんでしょうか。考え出すとけっこう気になります。いい年のはずです。なんかもういろいろ気になりますっ。
 もうしばらくは、そん彼らのことを妄想していけたらいいなと思ってます、です。
 今のところ次回参加予定のイベントは決まっていないのですが、ぼちぼちとお付き合いいただけると嬉しいです。


2009.1.8(金) 明けましておめでとうございます


 1月11日大阪イベントのスペースbヘ3号館Q3aです。

 新刊……と言っていいほどのものかどうやらなあれですが、一応新刊、あります、です。

 ゆめぱずる 100円

 ちいちゃくて薄いです。いつもコピー本なんですが、今回また輪をかけてコピー本です。
 リリーナメイン。リリーナとヒイロ、という感じ、で、す。リリーナさんは男前だと思います。想像しがたいヒイロとかあります。
 前作に引き続いてまた「ゆめ」の付くお話ですが、ほんのひとときの暇つぶしにでもなれば幸いです。


 遅ればせながらの新年のご挨拶ですが、今年もよろしくお願いいたします。


2008.8.22(金) やはりうきうきしてきます


 8月24日大阪イベントのスペースナンバー復唱です。

 2号館 F36b

 予定通り……新刊はありません、です。罵ってください。でもご近所を通りかかった際には優しい言葉もかけてあげてください。喜びます。
 夏コミうきうき気分がまだ抜けていないので、大阪のイベントも楽しみです。
 あの独特の雰囲気はなかなか味わえるものではないと思います。
 先週の夏コミ時はいったいなんだったんだという暑さでしたが、多少和らいできた気がします。
 元気に参りたいと思いますです。


2008.8.8(金) 北京オリンピック開幕……とは関係ないですが


 8月24日大阪イベントのスペースナンバー頂きました。

 2号館 F36b

 たぶんおそらくきっと間違いなく新刊ありません……が、5月スパコミでの新刊は持って行きます。
 ものすっごい気が向きましたら、お立ち寄りくださいです。



 ……リボーン、にハマりました。かてきょーひっとまんです。かてきょー。
 お話とかは別に書いてない、ですけどね……ええと。


2008.5.7(水) パート1のお話


 「一寸先は……いろいろ」UPいたしました。

 5/3イベントでの新刊と似たりよったりなお話、第一弾、です。
 なにが似たりよったりって、主人公が「わたし」です。このお話の中では、リリーナが通い始める夜間学校の隣の席の生徒、になります。
 ものすごくたまには、こんなお話もいかがでしょうかどうでしょうか……。
 ところで、パート1とパート2になんら関係性はありません。です。単品でそれぞれ楽しんでいただければ幸いです。



 さて。
 5/3イベント、参加されたかたなどなど、お疲れ様でした。
 しょっぱなから新刊の値段を間違えていたりと、たいへんご迷惑をおかけしました。
 それでもなんとかかんとか、楽しい時間を過ごすことができました。お立ち寄りいただきましたかた、ありがとうございました。


2008.5.1(木) スパコミのお知らせ パート2


 改めまして、5月3日東京イベントのお知らせです。

スペースbヘ 東3ホール 「ユ21a」

 並ぶ本は
 「休日家族」 「花牢」 「花、いちめん」

 そして新刊 「見た夢の先」 です。
 なんだかおかしな話、パート2です。
 ちなみにパート1は、はるか昔に書きました「一寸先は……いろいろ」です。覚えている奇特な方は、ああ、あんな感じね、と察してやってください。
 別に全然、「一寸先〜」とは関係ない話ですので、お気軽に手にしてやってください。内容は微妙ですが……。
 主人公は「わたし」
 多分シリアス。ちょい暗め。
 「わたし」が、戦犯裁判にかけられるガンダムパイロットと出会います。
 というお話です。


 発行物はすべてコピー誌、です。


2008.4.10(木) 5月のお知らせ


 次回のサークル参加予定、です。
 新刊……神官……震撼……新患……は、どどどどーなんでしょうか……。て、毎回こんなこと書いてますね。えへ。

5月3日 東京ビックサイト スペースbヘ「ユ21a」

 よろしくお願いしますです。


 さて、整理をしていたらこんな一文(だけ)が出てきました。
 「休日家族」というお話で、ヒイロ・リリーナ夫婦と愛娘ヒナの心温まるハートフルファミリーなお話を書いたりしましたが(嘘です、そんな話は書いてません)、そのヒイロ・リリーナ夫婦と、愛娘ヒナのほのぼの会話。


「ヒナね、ヒナのお誕生日に来てねメール、おともだちにたくさん送ったの」
 そう、とリリーナはにこやかに、
「メールなら、目の前で破り捨てられることもなくていいわよね」
「えー、そんなひどいことするひと、ヒナ、お誘いしないー。ねーそーだよねーパパ」
 と、同意を求められて、ヒイロは変な汗をかいた。


 以上、たったこれだけ。たったそれだけ。ヒイロ痛恨の一撃。


2008.3.1(土) 先のお知らせ


 トップページに、次回イベント参加予定更新、しました。
 ごーるでんういーくです。
 暖かい季節になっていることでしょう〜。


2008.1.15(火) お疲れ様でした


 13日イベント無事終了です。立ち寄ってくださった方、ありがとうございました。
 よくよく考えると「休日家族」大阪発売りでした、わあ。一年前の本なのに。
 読んでくださる方の時間を無駄にしないようなお話が書けていればなあ、と思いますです。

 さて。
 次回参加予定、は、5月の東京、だと思います。ゴールデンウィーク。GW。
 10話までは見返したGW、DVD。この勢いでがーっと見直して、その勢いで、がーとなにか新刊ができれば良いなあと数ヵ月後の未来の自分に期待をしつつ初夏(?)を迎えたいと思います。
 なにはともあれWARNINGの続き……なにはともあれ……。WARNINGってなに? という方多数だと思いますが、ええ、なにはともあれ、です、はい。


2008.1.9(水) 生きてます2


 新年おめでとうございます。
 とか、ふたつ前の日記で同じこと言ってます。ぐだぐだですみません。
 もうきっと、ここに書き込みをしたところで誰も見ていないし、見ることもないと思いますが、それでもおめでとうございます。わたしは元気です。

 昨年はイベントに出る回数も少なくて……というか、あれ、参加して、ない? うん、してません。
 新刊もない年でしたが、今年はもうちょっとはいろいろなところに顔が出せるといいなと思います。
 さっそく、1月13日の大阪インテックスイベントに参加いたします。
 さっそく、新刊ありません。大変ごめんなさいです。
 新刊代わりに、ちょっと、オリジナル話を製本して持っていってみようかなと思っていますが、この日記を見られている方は、この日記ページ上部のオリジナルサイトの日記へ飛んで、そんでもってそこからお話ページに飛べば読むことのできるお話ばかりなので、別にぜんぜんわざわざイベントでお求めにならなくてもいーものです。
 きっと売れないのでそんなにもって行くつもりはありませんが、もしかこっそり、イベント会場でそんなような本を見かけたら、あああれだな、やっぱ売れてねーな、とこっそり思ってもらえればそれはそれでおもしろいと思います。
 せっかくこんなところを読んでくださっているので、なにかひとつくらい、おもしろいことを提供しなければと思ってはいますが、果たしてそれがおもしろいかどうかはわかりませんが、ええと、あの、そんな感じのイベントになりそうです。

 イベントのスペースは

3号館О(ゼロじゃなくてオー)15b

 でございます.

 並ぶ本は
 「休日家族」 「花牢」 「花、いちめん」


2007.5.1(火) 生きてます


 …………あら秋日さん生きてたの?
 と言われてもしょうがない久しぶりっぷりです。ここをチェックされている方がみえれば……のおはなしですが。うっかり「チェックしてたさあ」というかた、ありがとうございます、お久しぶりです。
 5月です。大きなイベントがあります。東京です。
 んが。
 今回の東京5月参加はない、です。
 次の参加はおそらく、多分、9月の大阪予定、かも。きっと。

 最近オンラインゲームにハマってまして、こんなゲーム見つけました。Wです。おお!
 今更だったらすみません。
 いやしかし、探せば色々あるものですね。リンクしていいものやらどうやらですが、
 こちら
 です。地球を守ります。トレーズ様の手から。
 ……なんでトレーズ様が地球を狙っているのか……さり気に意図は微妙ですが(ミリアルド・ピースクラフトさんが敵ならわからないでもないんですが)見慣れた彼らのゲーム、というのが嬉しいです。
 戦い方は……多分、じゃんけん、みたいなものじゃないか、と。
 Wチーム(笑)のライフゲージ減るばっかでどうやって補給するのかとか、頭数が激しく違うんですがそこんとこはどーなんでしょうとか、運がよければトロワあたり特攻で突っ込んでいけばなんとかならないこともなかったとか、そんなゲームですが、ちょっとニヤリとおもしろかったです。


2007.1.10(水) あけましておめでとうございます


 もう10日も過ぎていますが、新年おめでとうございます。どんな年をお迎えでしょうか??
 わたしはあれです、今さら、昨年のクリスマスプレゼントをアップしています。
 頂いてまいりましたものです。
 こちら、です。
 エンドレスワルツが見たくなりました。ぜひ、劇場版で。
 そういえばエンドレスワルツはクリスマス戦争、でした、よね(?)
 ……こんなあやふやな、頭悪そうな感じで、今年も過ごしていくんだなあ、と思ったりする年の初めです。

 ええええと、1月14日大阪イベントには今年は出ません、です。
 次回イベントでお会いできるのは5月の東京……かな??
 なんだか激しくあやふやで申し訳ありませんです。


2006.10.30(月) お疲れ様でした。


 昨日29日はオンリーイベント「Sweet+Heaven」でした。
 無事(?)に新刊も出まして、買っていってくださった方、声をかけて下さった方、さささささ差し入れなど下さった方、心の底からありがとうございます。
 他のオンリーイベントを知らないので、他のイベントとは比べようがないのですが、昨年のイベント同様、男女カップリングイベント、まったり穏やかで楽しかったです。
 イベントで楽しんで、浅草だったので草加せんべいを買って、浅草寺界隈であんみつを食べて、同じく浅草寺界隈で一杯飲んで帰りました。
 今回の新刊お話完成直前に、そのお話を書いてるデータ以外のGWデータが壊れちゃってぷち愕然としたんですが、お話が上がっていないのでショックを受けている場合でもなかったので、忘れたフリをしていましたが、無事にイベントが終了した今、あらためてがっかり中です。やっほい。
 新刊用のデータが壊れなかっただけでもみっけもんだったと思うことにはしています、です。

 新刊には気付いた方には「あはは、麦さん間抜けですね」と言われそうなミスがあったりしまして、平謝りするばかりです。ストーリーには関係ない……とは思います、が、これからはすごく気を付けます。申し訳ありませんです。







 以下、今回新刊「休日家族」のボツ原稿の一部です。
 ヒナ、は当初の予定からどんどこどんどこ年齢が下がっています。最終的には、小学一年生で落ち着きました。
 以下は、小学三年生バージョン。の、ヒナが書いた作文。です。





  「家族の紹介」

       3年 F組  ヒナ・ドーリアン


 わたしの家族はパパとママです。
 パパの名前はヒイロです。
 ママの名前はリリーナです。
 ママはがいむかんというお仕事をしていて、あんまり家にいません。
 でもパパが家にいます。ごはんを作って、おそうじとおせんたくをします。ママがたまに作ってくれるごはんは、サラダのきゅうりがきちんと切れてなかったりするけど、パパはかんぺきです。プロのコックさんみたいです。
 ママは、お菓子がとくいです。このあいだ、ママのお仕事がお休みのときに、いっしょにかぼちゃのクッキーを作りました。黄色く、きれいにやけました。おいしかったです。
 パパは、ごはんとか上手で、毎日、いってらっしゃいとおかえりなさいを言ってくれるよその家のママみたいです。宿題しろとか、ゲームをやりすぎるなとかうるさいです。こどものじしゅせいをそんちょうする、とか、難しいことを言っていて、ママに意味を聞いたら、それはわたしがやりたいようにやっていい、ということだったのに、やりたいことをやっていると怒られます。ちょっと、言っていることが違うと思います。そういうときは、パパきらい、と思うけど、でも、ほんとうにきらいじゃないです。なんでもできて、かっこいいパパです。
 ママはいつもきれいです。お仕事だから、とママは言ってたけど、お仕事じゃなくて、家にいるときのママもきれいです。サラダのきゅうりとか失敗して笑うとかわいいです。髪をしばってくれるのも、パパのほうが上手だけど、ママはレースのリボンでかわいくしてくれます。パパは黒いゴムとかが多いです。むとんちゃくだと思います。
 家にいるママは大好きです。でも、テレビにうつるママは、お仕事が大変であんまり笑ってなくて、知らないひとみたいです。よその家みたいに、ママがずっと家にいてくれて、大好きなママばっかりだといいと思います。でもママがずっといてパパがずっといなくなるのもさびしいです。パパもママもずっと家にいると一番いいと思います。






 在庫状況の更新しました。


2006.10.27(金) ななななんとか……


 無事に、あほっぽいお話が出来上がりました……多分。
 題名は

「休日家族  ヒイロとおひめさまとお姫様」

 です。400円です。コピー本です相変わらず。
 相変わらず、ページ削減のため、小さな文字ぎっちぎちですが……よろしければ、お手にとってやってください。
 そしてこっそり、声など掛けてやってください、です。

 29日にお会いできることを楽しみに、今から製本に励みます。今から……。


2006.10.12(木) お久しぶりにもほどがある(です)


 10/29のイベントも迫ってきました今日この頃。
 新刊は……多分、出る。ハズ。
 いつものことながらいつもこんなこと言ってます。このまま、今書いているネタ妄想が続くといいです。
 いやしかしそれにしても、これまたいつも思ってるんですが、こんな話いったい誰が読みたいんだろう……といういつもの感じのお話です。ええ、あの、書きあがったら、多分……。
 えーと、えーと。ヒ……ヒイロとリリーナにこどもができたら、どんな名前? みたいな? そんなおはなし、でございます。
 先回、R指定なんてものを書いた反動みたいなお話です。あほっぽいです。
「休日家族、おひめさまとお姫様(仮)」
 とゆーことで、今回登場オリキャラは、そそそそそそのヒイロとリリーナのこどもさん、とそのこどもさんのイトコ、です。はい。え、イトコ!? 


2006.8.16(水) お久しぶり


 夏のイベントは一日目と二日目に一般で参加しました。
 暑いに決まっている、と思ったらば、曇り空で、せっかく持っていった日傘を開くことはありませんでした。ちゃんと天気予報は確認していきましょう。
 いえ、あの、炎天下でなかったからといって、決して涼しかったわけでもないのですけれど。

 二日目は、午後が土砂降り雷、落雷、で、JRが一時止まったとか。わたしは直接の被害をうけなかった上に、雷雨ひどい折にはのんびり友人たちと「すっごい雨だねえ、あ、今雷光ったよ!」と食事を取っていたわけなのですが、どうも秋葉原あたりの電車ストップで、オタクの祭典中にはなかなかイタイ交通事情となったのではないでしょうか。
 三日目は、天気が良かった、の、かな? どうなんでしょうか。一度三日間ともイベント参加してみたい、と思わないこともないですが、遠出の身には厳しいです。
 そして四日目(正確にはイベント終了翌日)には、朝から大ニュースになっていた東京大停電! とゆーことで、大変、だったのではないでしょうか。わたしはテレビも映る地域でのんびりと、盆の法要などに出かけていたのでリアルタイムな情報は分からず、だったのですが、とりあえず、オタクイベント最中じゃなくてよかった……ような。ゆりかもめとか、臨海線も止まった、ですか? 
 止まった場所から誘導する車中にいた人々が、どの人もどのひともみなオタク、では、なんか、誘導の係員さんにたいしてあんまりだ……とか。いえあの。
 今は無事復旧したようで、何よりです。

 でもいやしかし。
 停電の際に、テロかもという憶測あったようで、テロって言われると、じゃあ工作員がいて、工作員ていうと、そりゃヒイロとか、デュオとかトロワとか……とか、速攻でそんな妄想がよぎる頭は若干腐り気味で、夏はとくに生ものが腐りやすい時期だし気をつけなければ、となにをどう気をつければいいのかわかりませんがなんだかとつとつと思ったりした次第なのでした。





 って、どんな日記ですかこれは。


2006.6.15(木) どーでもいいことなんですが。


 以下、別にボツ書き損じ、というわけでもないのですが、どーしていいのかわからなくて一年くらい放置してある(多分)ヒイ・リリお話。







 そもそも、どうしてこんなことになったんだっけ?
 事態を把握できなくて、瞬きも忘れたようにぽかんと目を見開いた少女がいる。
 そんな少女を目の端に映して、ヒイロは内心で舌打ちした。
 少女、といっても、年齢ならヒイロとそんなに変わらない。ハイスクールの、一年か、二年か、三年か。
 少女だけではなく、この部屋に閉じ込められた人々はみな、そんな表情をしていた。
 なにが、起こった?
 わからない。
 ただなんでもないことなのか、それとも危険なことなのか。
 それすら分からない。
 この状況に、騒げばいいのか、おとなしくしていたほうがいいのかも、分からない。
 部屋の中には少女と、それから三十前後の営業途中のサラリーマン。買い物帰りの若い主婦と、ヒイロや少女よりはいくつか年上に見える男子学生。それから、リリーナ。
 リリーナは帽子を深く被っていて、今のところ、リリーナ・ドーリアンだと気付かれている様子はない。まだぽかんとしている少女の横で静かにこの状況を観察している。
 リリーナはただの学生に見える。ヒイロもそう見えているはずだった。
 ここは図書館で、だから、学生がいることは不自然でもなんでもない。サラリーマンはなにか仕事に使う資料を探しに来たのだろうし、主婦は、借りていた本を返しに来たのだろう。借りに、来たのかもしれないが。
 図書館から、帰るところだった。
 この六人がたまたまエレベーターに乗り合わせた。三階の一般閲覧室から一階へ降りるところだった。エレベーターのボタンは確かに、一階、だけが押されていた。ヒイロもリリーナも、一階のボタンだけが赤く点滅していたのを覚えている。
 なのに、ドアが開いた先は最上階の五階、だった。
 ただ寄っただけだろうか? 一度五階まで上がり、それから一階に降りる構造になっていたのだろうか?
 多分、違う。
 四階、五階は一般閲覧者立ち入り禁止、となっていた。普段、エレベーターは三階以上へは行かない設定がされているはずだった。
 でも、五階で止まった。
 そのまま。
 そのまま、で。
 ドアは開いたままいくら待っても閉じず「閉」ボタンを押しても言うことを聞かず、一階のボタンが点滅をしたまま、エレベーターは動きを止めてしまった。
「え、なに?」
 少女のひとり言に主婦が見向いた。
 男子学生が伺うようにエレベーターから顔を出して、そのまま、エレベーターから降りた。
 特に、なにも起こらない。
 建物の中は図書館らしく、しん、としたまま。
 でも、どこからか、開いた窓でもあるのか、外の喧騒が聞こえてくる。それは特別な喧騒ではなかった。車の走りすぎていく音や、子供たちの騒ぎ声や、電線に止まる鳥たちの鳴き声だったから。
 日常の音に、なにかを警戒する心は生まれなかった。
 男子学生に続いてサラリーマンがエレベーターを降りた。それに少女が続く。
 深く被った帽子の下からリリーナがヒイロを見た。ヒイロは瞬きだけで頷いてエレベーターから出る。その後を主婦と、リリーナが続いた。
 かつん、とかかとを鳴らしたリリーナがはっと振り向く。
 エレベーターは、全員が降りるのを待っていたようにドアを閉じた。静かに、なにごともなかったかのように。こちら側からボタンを操作しても、もう、開かない。五階から、四階、三階へと、降りていってしまう。
 一同はエレベーターの閉じたままのドアを見つめた。
 どこかで、なにか微かな音がして少女が壁際を見上げた。
 きゃあ、と少女が悲鳴を上げるよりも先に
 


 ぶっちり、このまま、これだけ、ざ、放置。なのですが。(よくあることなので、最後の切れ方とか、お気になさらず)
 ふと読み返して、「はっ、これは今話題の某社のエレベーター!?」 とか、思った……というだけです。
 そのうちに、彼らになにが起こっているのか思いついたら続きを書くかもしれません。テキトーですみません。
 何も考えずに書くので、途中でつまるんです。
 え、ヒイロとリリーナになにが起こってるの!? なぜ図書館? なぜふたりで? とか、わたしがどきどきです。
 うんまあ、ただのエレベーターの故障でもいいかという気にもなってきます……。ヒイロとリリーナも「あなたの生まれた年に起こった事件を調べましょう」とかいう宿題が出て調べてただけなんですよきっと。


2006.6.5(月) 生謝謝


 1日〜3日まで、台湾に旅してきました。
 えええええと、初めて「謝謝」が通じる国で浮かれました(笑)
 シェイシェイ、だと思ってたんですが実際はわりと「シェシェ」です。「シェシェニー」なら、より丁寧です。
 五飛と同じことばを聴いてきました。喋ってきました。
 なんかちょっと、感動しました。オタクっぽくってステキな感動だったと思いました(笑)


2006.5.8(月) ありがとうございました


 無事にイベント終了いたしました5月4日。
 よーく見ると、新刊の奥付の発行日がなぜか5月3日になっていたりしますが、黙ってればわからないと思われることなのでここで知ったことはどうぞご内密に……。
「今回R指定なんですが、大丈夫ですか?」
 と買われていく方にお聞きすると、サイトでチェック済みなので大丈夫ですよーと、何人かの方に言われました。おお、サイト、すごいな。
 役に立っているんだか立っていないんだかなサイトでしたが、ちょっと今回、やっててよかった、と思いました。
 
 お立ち寄りいただいた方、話しかけてくださった方、差し入れを下さった方、ご近所のサークルさん、みなさんありがとうございました。
 次は10月のオンリーイベントでお会いできれば、と思います。


2006.5.2(木) あさって、ですね


 えええええと、なんとか本が出る、かなあ、という感じでございます。
 題名は変わらず「花牢」
 今回はR−18指定とさせていただきます。初めての試みです。
 性的描写はありますが、それはそれほど、多分、問題ないと思うのですが、リリーナへの暴力的な描写がありますので、そういった表現を嫌悪する方、あるいは、リリーナのそういう話は読みたくないわという方はご遠慮ください。
 一応ちゃんと、お売りするときにひとこと注意はさせていたたいだりはする予定です。
 相変わらずのコピー本で300円、となりますです。
 お立ちよりの際は、お気軽に声をかけてくださいませ。


2006.4.18(火) GWの予定


 5月4日東京イベントでのスペースは「東4ホール け 3a」でございます。
 よろしければお立ち寄りください。

 ええええええと。
 新刊は……新刊はですねえっ。
 一応鋭意製作中…………。
 またしてもWARNINGの続きではないのですが、書きあがったら持って行きます、です。
 題名は今のところ(今のところとかいってますヨ)
「花牢(はなろう)」 ヒイロ・リリーナ (オリキャラ有/またか)
 多分暗め。痛め(?)。リリーナ大好きさんには心臓に注意、かも。
 一部、シーンによってはR指定になる、かも……えーと、性描写、ではなく、暴力描写、で。うむう。



 業務連絡?
 以前ご指摘いただいてましたサイト内の「プリペンダー」表記を「プリベンター」に直しました。
 発行物に関しては……これからコピーするものに関しては直します……です。


2006.4.7(木) サクラが咲くと


 ※ 日本形式で、年度の変わり目が春の場合、だと思ってやってください。
   ついでに気候とかも日本ぽい、と思ってやってください。
   桜なんかも咲いているのかもしれません。




  《五飛の場合》

 春の陽気に襟元を緩めて五飛は一息ついた……ところをサリィに見つかった。
「こーら、サボってないでよ。と言いたいところだけど、まあ、見逃してあげるわ。なるべく、新任の彼らには見つからないようにね。楽してサボれる機関だと勘違いされると困るから」
 春になるとプリベンターを構成する要員が変わる。それに伴って行われる式典や打合せが始まると、準備を進めていた五飛はやっと一息つける。フロアの隅の休憩室でコーヒーに口をつけようとしていたところだった。
 サリィもコーヒーを片手に、
「明日から、新人教育、頼んだわよ」
「……他にもっと適当な人間はいないのか」
 五飛は自分が新人の育成に適当な人間だとは思わない。本当はちょっと、サリィだって思っていない。けれど。
「内勤のものはともかく、現場となるとねえ。とにかく現場に連れ出して、その場での判断力やらをつけてもらうしかないものね。あなたの判断力で、とにかく、まずは、彼らの安全を確保してもらわないと」
「……俺が守るべきは護衛や企画の対象者だろう」
「あら、だからそれは新任の彼らの役目でしょ。あなたの仕事は対象者の護衛をする新任の彼らの護衛」
「くだらん仕事だな」
「でも仕事、よ」
 がんばってちょうだい、と言われて吐息した。
 窓の外には、社屋を囲むように桜の花が咲き乱れていた。風が吹けば潔く花びらを散らしていくさまに、何かを思い直す。
 護衛の対象者であろうと、護衛の対象者を護衛する者であろうと。
「何かを守ることにかわりはない、か」
 だったら、それもいい。
 五飛はコーヒーを飲み干すと、本日は式典もあるため着用を義務付けられたネクタイを締め直した。


 ……と、五飛から順に桜関連物語でも、と思ったんですけど……。うん、なんか、五飛でいっぱいいっぱい(笑)
 うわ、ほんと五飛しか愛してないんですね麦サン。と哀れんでやってください。
 きっと他のみんなもどこかで桜の花を見ている、かも、しれません、ですはい……。
 久々に書き込んでおいてこの所業かい、とセルフ突っ込みは一応、してみました……はい。




 あと、ものすごくさりげに、サイトを始めてから丸一年が過ぎていました。
 動きのほとんどないサイトですが、気が向かれたときにでも、ふと、またお立ち寄りいただければ幸いです。


2006.2.14(火) せんとばれんたいんでー


 想像してください。

 AC-19X年 終戦後の2月14日。
 ドアチャイムの音に扉を開けると、リリーナが、そこに立っていた。
「……リリーナ」
「こんにちは、ヒイロ。ご機嫌いかが?」
 リリーナの笑顔は変わらない。真っ直ぐそこに立ち、柔らかく微笑む。
 ヒイロは片手で扉を押し開けたまま、
「なにをしに来た」
 相変わらず、そっけない。
 相変わらずのことなので、リリーナもいまさらそんなことでひるんだりはしない。ただそれでも、
「あいかわらずね」
 と口にせずにはいられない。
「今日がなんの日か、あなた、知っている?」
「……おまえがこんなところにいていい日ではないことは確かだな」
 冷たい口調にも、リリーナは、いまさら、めげはしない。
「バレンタインデー、という日なのよ。愛する人にチョコレートを送らなくてはならない日なのよ」
「おまえは……」
 リリーナが差し出す、薄桃色のラッピングの施された、おそらく中身はチョコレート、の箱から、ヒイロはやるせないように目を背けた。
「ヒイロ? なぜそんな顔をするの?」
「リリーナ、おまえはJAP地区の製菓メーカーの宣伝手口に踊らされているだけだ」
「そんなことは……」
 リリーナもまた、眼差しを伏せた。
「そんなことは、知っているわ。でもっ」
 でも……。
「踊らされている私も、悪くない、と思えるのよ。現に、こうしてあなたに逢っている私がいるわ。そうでしょう? でも……」
 でも。
 リリーナは今、自分の立つ周りを見回して、おかしそうに小さく笑った。
「ここでは、また違う習慣があるようね」
 今、ヒイロの住む、この地区では。
「そうだな。2月14日に女性が物を送る、という習慣は、この辺りにはない」
「では、どんな習慣が?」
 この辺りにあるのは、2月14日、男性が、思いを寄せる女性に花を贈る。
 どこの花屋もいつもの花に小さなリボンをつけただけで1.5割り増しの収入を得ている。この地区は、生花メーカーに踊らされている。
「私は、あなたにお花をいただけるのかしら?」
「おまえが、望むのなら」
「……ええ、望みます」
「そうか」
 ヒイロは前触れもなく、引き寄せたリリーナの耳元にくちびるをかすめた。触れたか、触れていないか。知っているのはヒイロと、リリーナだけだ。
 とっさのことに、リリーナは耳元を押さえた。ふわりと朱の差した頬に、ヒイロはふ、と笑った。
「おまえが、鮮やかに咲く花のようだ」





 ……………………って、あーりーえーねーーーーーー。
 ギャグにもシリアスにもなりきれませんですみませんことです。


2006.1.10(火) あけましておめでとうございます


 遅ればせすぎてもうしわけないくらい遅いご挨拶になりました。申し訳ありません。
 1/8に今年最初の大阪イベントも終了いたしました。本を買ってくださった方、せっかく来ていただいたのに新刊なくて、ちぇ、とか思われた方、すみません。ありがとうございました。
 次回は5月の東京イベントに顔を出す予定です。
 そのときは新刊、あるといい、ですっ。
 今年も10月にGWのオンリーイベントがあるそうなので、またそちらに参加できたらいいな、と考えています。そそそそそのときも新刊、あるといい、なあ。
 というあたりが今年の目標でございます。
 今年ものんびりとですが、よろしくお願いいたします。


2005.12.26(月) ああ!


 プリペンダーは「プリベンター」ですよ。というメールをいただきました、です。
 ……ぎゃあ。
 そそそそそ、それじゃあわたしはいったい何年間勘違いを!?
 ということで、すみません。そのうちにサイトの表記の訂正をいたしますです(今すぐしなさいとゆー感じですが、なにぶん、あの……)
 販売中の本は間違ったままなんですが……するっとするーしてくださるとわたしめの気が楽になりますです。いえ、あの、ほんとうに申し訳ありませんっ。
 メール、ありがとうございました。



 も、申し訳ありませんついでに、1月大阪イベントでの新刊はありません、です。
 が、しょーがねーなあ、と、しょんぼりしている姿を見つけられましたらば、声などかけてやってください、ませ、です。


2005.12.6(火) 新しいおはなしです


 いえ、あの、新しい、と言っても古いんですが。
 カトルとドロシーの「印象の再生、花(きみ)の香り」です。
 ……小難しい題ですね。読み返してみたら内容もさりげなく理屈っぽかったです。すごいな、こんな話書いてたのか……。
 カトルはひとりの人間として。ドロシーはひとりの女性としてなかなかおもしろいひとたち、だと思います。
 確か、はじめて参加した男女カップルオンリーイベント合わせで書いたものだったと思います。この頃まで、わりとカトル・ドロシー多かったですね。まさかその後ヒイロ・リリーナを書くようになるとは思ってなかった頃です。ええと、はい、最近はわりとヒイロとリリーナ、ということで……。
 しかしやっぱり、オールキャラが楽しいですね。やっぱり五人そろってGWだと、思いますですよ。


2005.10.15(土) 在庫の状況


 なんだかどう作ったらいいのか良くわからなくてシンプルイズザベストみたいなページになってしまいましたが、在庫の状況ページを作ってみました。
 ええええと、つまりは次回のイベントに持っていける予定のもの、ですね。
 イベント新刊はまたそのつど、毎度の事ながらあわあわしながらUPするんだと思います、です。
 他にも何か「これを書いておいてくれると親切じゃん?」と思われることありましたら、お気軽にご連絡ください。です。


2005.10.11(火) イベント終了


 10月9日イベント、無事終了しました。
 祝GW10周年。ノーマルカップリングオンリーイベント、ということでしたが、なにはともかく楽しかったです。楽しませていただきました。
 声などもすごくかけていただいて、10年という月日を実感し感激しました。まさか10年後にもこんなに言葉をいただけるとは、始めたときは思ってもいませんでした。
 って、正確には、初めてGW関係のお話を書き始めたときから丸9年、なんですけど。
 なにはともあれ、主催者さんをはじめ参加されたサークルのみなさま、一般参加のみなさま、お疲れ様でした。


 以下、どうでもいいことですが、今回の新刊の裏(?)話。

「ギジレンアイ」はちょいとリッチな妄想からなるお話と、きわめて(わたし的には)現実的なお話のふたバージョンで成り立っています。
 リッチ妄想シーンで、ヒイロがカトルと食事をするシーンがあります。どっか高級ホテルの高級なレストランだと思います。ネクタイとか締めちゃってます。そういったリッチな描写はわたしの得意とするところではありませんので、どうか、想像できるかぎりリッチでごーじゃすなヒイロとかを想像してみてください。
 食事の後ヒイロはプリペンダー五飛の運転する車で部屋まで送ってもらっていますが、ここは元は、
「いや、風に当たりたい気分なんだ。ひとりで帰る」
 とヒイロはひとり、「地下鉄」で帰ることになっていました。
 が!

 地下鉄に乗り込んだヒイロは、せわしなく開閉を繰り返すドアの傍に持たれ、立っていた。ネクタイを指先で引っ掛け緩め、一息つく。
 車内には空席が目立ったが、ヒイロは掛けることなく、窓の外を流れる景色を眺めていた。

 とか、最初ナチュラルに書いていました。……とりあえず、コロニーに地下鉄はありなのか? 地下鉄は地下を走るんだから景色はないだろう。とか。
 気が付いてよかったです。
 ついでに、ヒイロは今は普通のコロニー市民で、学生さんなので、そうだ、きっと学生用フリーパスとかあってコロニー内のバスとか電車とかただで乗り放題に違いない。とか、リッチ妄想の中でびんぼーくさいこととかも考えてました。
 びんぼーくさい庶民ゴトを考えるの大好きです。
 一人暮らしのヒイロくんは、洗濯はどーするんだろう。そんなのきっとなちゅらるに自分でやってるんだと思う思う。毎日? え? 早起きは得意そうだから毎朝? でもそれは一般男子としてどうだろう(一般男性をどう思ってるんだ)せめて毎夜だろう。いやいや、三日に一回かな? 「問題ない」とか言って一週間に一回かもしれないぞ!?
 自炊はやっぱり、主食は米だろう。日本人だし。あとはお味噌汁。白味噌かしら? 赤味噌かしら? 地元なら八帖味噌なんだけどな。具はとうふでなっとうに醤油かけたらこりゃもう大豆だらけだな。
 とか、考えるの大好きです。えへ。


2005.10.9(日)  イベント


 比翼連理


2005.10.5(水) イベント間近2


 何とかイベント合わせのお話が出来上がるメドがついてまいりました。
 もちろんノーマルカップリングのつもり満々なんですが、出来上がってみればなんのことはない、いつもどおりのほぼオールキャラ、基本はヒイロ・リリーナ、といった感じです。
 あいかわらずおかしな一品だと思いますが、よろしければお手にとってみてください。

 新刊「ギジレンアイ〜疑似恋愛〜(ヒイロの一週間くらいの日常生活モヨウ)」小説 です。

 あとはコピーして本にするだけです(この作業がまた……)


 あと、イベント終了しまして時間に余裕ができましたら、サイトに在庫情報のページなど作りたいと思います。
 要望される前に気付けって感じなんですが、ご要望、ありがとうございますです。


2005.9.30(金) イベント間近


 あと一週間……。え!? 一週間!??
 というココロモヨウになってますです。あせり気味です。
 新刊出す気まんまんですし、出すっ。出しますっ。が……いまだに書きあがってないってどうなんでしょうか……。話が思ったより長丁場になっておるのです。終わらないのです。書いているのは楽しいので、いつまでも書いて想像や妄想をしていたいんですが、いつまでもそーしていられません。
 やばい。やーばーいー。
 と、とりあえず全力を尽くします。
 総合的に見て、せめてあと一週間早くとりかかっていれば余裕なんじゃ……といっつも思います。
 はい、寝る間も惜しんで励みたいと思います。


2005.8.17(水) イベント終了


 ガンダムシード時代のキャラメインのアスカガ本を読んだ(ガンダムはW意外知らない)妹に、シードデスティニーの主人公について問われました。
「今のガンダムの主人公ってキラとか言う人?」
 って、ええええ!? 違うよ、なんかぜんぜん違うよっ。
「じゃあアスラン?」
 ……うーん。いまいち強く否定できず、でもここはやっぱり否定しておきましたが、なんでキラとカガリ双子なの、とか、コーディネーターてなに? デザイナー? とか聞かれ大変困りました。
 なんだよう、アニメ見ろよう。
 ちなみにわたしが好きなのはキラです。キラキラ。キラとカガリが双子萌え。アニメでも、キラとラクスよりカガリを心配するキラの姿によろよろします。どっちが上なんすか。キラがおにーちゃんすか? 兄妹……うん。いい響きだ。ヒビキきょうだいだ。別に姉弟でもぜんぜんかまいません。カガリがコーディネーターでなくてよかったな、と心底思うシードですてぃにーでございます。

 ということで夏の大イベント終了。次はお待ちかねのGW男女カップリングイベントですヨ。


2005.8.5(金) あれ!?


 そういえば8/2にはすでに近所の郵便局で売り切れてました。ガンダム切手。
 って、えええええ!?
 ちょっぴりガビンなきぶんでしたー。


2005.7.20(水) あれ?


 必死の思いで会社に8/12にお休みをもらったんですが……。
 なんか、なんだか、会社自体が12日、お休みになりました。ってなんだそりゃっ。
 いつも思ってるんですがおもしろい会社だと思います。とゆーことで、12日と13日と東京に参ります。久々のイベントなので堪能したいと思います。やっほー。

 その前に8/1発売のガンダム切手とか買っちゃおうかどうか思案中です。ヒイロんとこだけ欲しい(笑)
 だってヒイロ、オープニングの、片手顔かざししてるんですよ。あの絵見るだけでちゃっちゃちゃっちゃ、とじゃすこみが頭の中で流れます。
 ほんと、いつまで経っても好きなもんて好きですよね……。


2005.6.23(木) がびーん


 今年は春とゴールデンウィークの東京行きがなく、夏はガンダム日程12日は仕事で行かれず、ならば、と期待をした大阪8月21日イベントにも、取ってしまった某ライブと重なり行けずっっ!!
 ええ!? なにそれ、すっごいイベント行けないじゃーーーーん。
 と打ちひしがれております(現在進行形)
 せせせせせせめて8月12日になんとか東京へ行けないものかと……悩み中ですが仕事の目処が今から立ちません……。えええええええええ。
 オンリーまでサークル参加予定もなく、そう考えるとちょっぴりあんにゅいでございます。
 昨年はすごくいろいろ参加していた記憶があるのでそのツケが……。二年分を平均したらちょうどいーじゃーん、と前向きに自分を慰めていきたいと思います最近でございますです、はい。

 あ、と、ぼちぼちと感想を頂いています。ありがとうございます。
 メールを送った翌日ににやにやしている気持ちの悪い人を見かけたら、それがわたしかもしれません(笑)

 またそろそろ、別のお話をアップしたいなあ、とは思っているこの頃です。


2005.5.30(月) らぶvヒイロとリリーナ


 ヒイリリの質問に答えてみました。■こちら
 「王女と騎士を愛してやまない方へ50の質問」という質問でございますです。
 途中うっかり五飛への愛も爆発してますが、答えている間中楽しかったです。
 あと50、別に質問もあるので、また答えてみたいと思います。まずは、50完成〜〜です。
 
 カトルとドロシーとか五飛と妹蘭(サリィにあらず……)とか、カトルとリリーナとかデュオとリリーナとか、そーゆー質問はないんでしょうか?? ない、かな……。
 あ、別にトロワの名前がないからトロワを愛していないわけではないです。むしろ愛が強すぎてキャスリンとの仲をわたしの中で公認にできないだけで(五飛とサリィもしかり/でも否定はしませんが〜汗)
 一番初めの初めはトロワが大好きでした。すべてにおいてスマートなお人だと思います。うほ。


2005.5.20(金) すみませんっ


 いくら今まで書いたお話を置いておくための場所、といえども放置にもほどがある放置プレイになっています。すみませんです。
 わたくし本家サイト(オリジナル)では一応日記くらいは日々更新しているんですが……。
 もしもお暇で、それくらいでも読むものがないよりはマシ、という方はどうぞ、なんか色々どうでもいいことを語っていますが、適当に読み流したりしてくださいませ。

 ウイング話ばかりでもないですが、よろしければ

こちら

 どうぞです。ちなみにわたくしもうひとつサイトは

こちら

 になっとりますです。


2005.4.15(金) うわ


 微妙に日にちを外しましたが、4月7日でガンダムウイング放送開始からジャスト10周年! だそーです。おめでとーございますー。
 10年……すごいですねー。
 てゆーか、ぜったい、今この瞬間から何事もななかったかのよーに、一話から放送してくれても、ぜんぜん十分にまたふつーに今の方々が見ても盛り上がることの出来るアニメだと思います。ということで再放送切実希望です。絵とかきれいだったし、どーかなーあ? わたしなら絶対見ますよーーー。
 いやもうほんとに、素敵なアニメに出会えてありがとうな気もちです。


2005.4.4(月) 大阪インテックス


 昨日は大阪イベントに行って参りました。
 すごい、大阪一般参加、久しぶりです。小雨の中並びました。たまたま屋根のある場所での待機だったのでよかったですが、屋根のない場所で傘をさされて見えた方たちは大変でしたね。

 さて。東京春コミの後のせいなのかどうなのか、四館使用。少ない、のかな、どーなんでしょうか?
 ガンダムWに関しては、男女カップリングに関しては、極少。「ないなあ」と思うと欲しくなるもので、10月参加予定イベントが楽しみです。
 ぼちぼちと、用意もせねばーと思います。まだまだ時間はある、と思っているとすぐなんですよね。恐るべし時の流れ、です。


2005.4.1(金) はじめましてこんにちは


 今さらかよ。と自分でつっこんでます。サイト、オープンです。
 多分あんまり来る人もいないんじゃないかなあ、ということで、のんびりできたらいいと思います。
 ガンダムウイング10周年ですね。すごいなすごいな。
 もうしばらく続けていけたらいいな、と思っています。

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